
スピ系の能力や霊能力は誰でも身につけられる:最初に外すべき「自分にはできない」(Day1)
「私には霊感がないから無理」「才能がある人だけができる」——この考えが、いちばんのブレーキになります。 でも、スピ系の能力や霊能力と呼ばれるものは、生まれつきだけで決まるものではありません。 多くは後から伸びます。ポイントは単純で、“自分にはできない”という思い込みを外すこと。
Day1では、まず「なぜ後から身につくのか」を、むずかしい言葉なしで整理します。 そして講師として、受講生が安心して一歩目を踏み出せる伝え方まで一緒に作ります。
スピ系の能力は「才能」より「使い方」で伸びる
まず大事な前提です。スピ系の能力や霊能力と呼ばれるものは、ここでは 「感覚を受け取って、整理して、言葉にする力」として扱います。
たとえば、こんな力は“特別な才能”というより、練習で伸びる要素が大きいです。
- 相手の話から、感情の動きを丁寧に拾う
- 違和感やひらめきを、自分の中で落ち着いて見守る
- 受け取った感覚を、相手が安心する言い方に変える
もちろん個人差はあります。でも「ある/ない」の二択にしてしまうと、伸びる余地を自分で消してしまいます。 講師の立場ならなおさら、“育つ前提”を置くだけで、受講生の表情が変わるはずです。
「できない」を作るのは、たいてい“思い込み”
「自分にはできない」と感じるとき、能力そのものより先に、心の中に“壁”ができています。 その壁は、多くの場合、次のような思い込みから生まれます。
思い込み①:できる人は最初からできた
目立つ人は“完成形”で見えます。でも実際は、最初はみんな手探りです。 失敗や迷いを積み重ねて、今の形になっています。
思い込み②:当たらない=才能がない
受け取った感覚がズレることはあります。そこで必要なのは、才能よりも 確認のしかたです。「こう感じるけど、近い?」と丁寧にすり合わせる。 これができると、当たり外れに振り回されにくくなります。
思い込み③:怖いものに触れるかもしれない
ここは無視できません。怖さがある人ほど、無理に進めない方がいいです。 今日の段階では、「怖さがある=向いていない」ではなく、 安心の枠がまだ整っていないと捉えましょう。枠は作れます。
講師メモ:受講生の「できない」は、能力不足というより“緊張”や“自己否定”のことが多いです。まず安全と安心を作ると、反応が出やすくなります。
後付けで伸びる人に共通する3つの土台
土台①:落ち着ける時間を持っている
感覚は、急いでいるときほど拾いにくいです。1日5分でもいいので、 静かに呼吸して落ち着く時間を持つ人は伸びやすいです。
土台②:言葉にする練習をしている
受け取った感覚は、言葉にしようとすると薄れていくことがあります。 でもそれは自然なこと。「短い言葉でいいから書く」を続けると、だんだん形になります。
土台③:自分を責めない
「違ったらどうしよう」「変に思われるかも」。この不安は誰にでもあります。 そこで自分を責めると、体が固くなり、感覚が閉じます。 反対に、“試して、確かめて、調整する”を普通にすると、安定していきます。
講師としての伝え方:不安を減らす言い方
30代以降の受講生には、人生経験があるぶん「失敗したくない」が強いことがあります。 だから講師側は、次のように言い方を整えると、ぐっと受け取りやすくなります。
言い方のコツ①:「当てる」より「確認する」
- ×「当ててみて」
- ○「感じたことを言って、近いか確認しよう」
言い方のコツ②:「正解」より「安全」
- ×「正しくできてる?」
- ○「怖くないペースでやろう」
言い方のコツ③:「特別」より「誰でもできる形」にする
“特別感”は魅力ですが、学びの入り口では逆に萎縮を生みやすいです。 まずは「再現できる手順」に落とします。手順があるだけで、安心が増えます。
今日の小さなワーク:思い込みをほどく
Day1のゴールは、能力を一気に開くことではありません。 ブレーキを弱めることです。次のワークを、紙かメモに書いてください(3分でOK)。
- 「私にはできない」と思う理由を、3つ書く
- それぞれに対して、反対の例を1つだけ探す(小さくてOK)
- 最後に、次の一文を書いて終える:
「私は“できない”を決めつけず、確認しながら進める」
これだけで十分です。ポイントは、気合ではなく「決めつけをやめる」こと。 受講生にも、同じワークを“軽く”やってもらうと、空気が変わります。
※心や体の不調が強いときは、無理にスピ系の練習を進めず、休息や専門家のサポートを優先してください。
相談したい方へ(講師向け)
「教え方を整えたい」「受講生の“できない”を外す導線を作りたい」「講座の説明文をわかりやすくしたい」など、 講師側の設計も一緒に整えられます。必要なら、あなたの講座内容に合わせてDay2以降を最適化します。
まとめ+要約
スピ系の能力や霊能力は、生まれつきの才能だけで決まるものではなく、後付けで伸ばせる面が大きいです。 伸びない最大の原因は「自分にはできない」という思い込み。まずは、当てることより確認すること、安全なペース、 再現できる手順を整えることが土台になります。
- 「ある/ない」ではなく「育つ前提」に変える
- 当てるより、感じたことを確認して調整する
- 落ち着く時間・言葉にする練習・自分を責めないの3つが土台
- Day1は能力開花より「ブレーキを弱める」日
よくある質問
本当に誰でも身につけられますか?
“誰でも同じ形で同じ強さ”とは言いませんが、少なくとも「受け取る→整理する→言葉にする」は多くの人が伸ばせます。 最初は小さな感覚でOKです。大事なのは、できないと決めつけないことと、確認しながら進めることです。
生まれつき霊感が強い人とは何が違いますか?
スタート地点が違うことはあります。ただ、講師として必要なのは「安定して扱えること」と「相手に安心を渡せること」。 これは練習と整え方で十分に伸ばせます。
怖さがある場合はどうしたらいいですか?
無理に進めないのが正解です。まずは落ち着く時間を増やし、安心の枠(睡眠、体調、生活リズム、心の余裕)を整えましょう。 それでも怖さが強いなら、信頼できる専門家のサポートも検討してください。
講座で「当てる」ことを求められるときは?
「当てる」より「確認して役立てる」に言い換えると、受講生の緊張が下がります。 たとえば「こう感じるけど近い?」と確認するスタイルにすると、ズレても学びになります。