
スピ系講師が「プロ」として長く続ける統合編:失敗を避けて、相談が増える土台を完成(Day5)
はじめに
Day1〜Day4まで、お疲れさまでした。
ここまで来たあなたは、もう「なんとなく頑張る」状態から抜けています。
Day1:プロの土台(過剰ではない自信/コミュ力/目標設定)
Day2:伝わる設計(誰に何をどう届けるか)
Day3:実装(相談→提案の型)
Day4:改善(ぶれた時に戻る場所)
Day5は、これらをひとつに統合して、
「長く続く形」に仕上げます。
今日のゴールはシンプルです。相談が自然に増えて、あなたが疲れない状態を作ること。
大事なのは、気合ではなく仕組みです。
ここで仕組みができると、日々の揺れに振り回されにくくなります。
5日間の全体図:プロの仕事は「循環」
プロの仕事は、一回完成して終わりではありません。
回して、整えて、また回す。この循環で安定します。
プロの循環(これがあなたの基本)
- 土台:自信(線引き)/コミュ力(型)/目標(1週間)
- 設計:誰に、何を、どう届けるか(言語化)
- 実装:相談→提案→次の一歩(テンプレ)
- 改善:ぶれサイン→順番に直す(線引き→導線→発信→相談)
「うまくいかない=向いてない」ではありません。
多くは「循環のどこかが止まっている」だけです。
よくある失敗:プロが避ける7つの落とし穴
ここからは、スピ系講師が陥りやすい“落とし穴”をまとめます。
自分を責めるためではなく、先に避けるためです。
落とし穴1:境界線が曖昧で、善意が消耗に変わる
優しさがある人ほど、相手の話を抱え込みます。
すると、仕事が「喜び」ではなく「重さ」になります。
対策:線引き(範囲・除外・連絡)を文章にして、毎月見直す。
落とし穴2:世界観が先で、相手の困りごとが置き去り
世界観は魅力ですが、最初に必要なのは「私のことだ」と思える言葉です。
困りごとが見えないと、相談は起きません。
対策:投稿の冒頭は「相手の状況」を1文で言う(Day2の型)。
落とし穴3:入口がない(高額・長期だけ)
本当に必要な人ほど、いきなり大きな決断はできません。
入口がないと、迷っている人は静かに去ります。
対策:入口(相談/体験)→本編→継続に分ける(Day2)。
落とし穴4:無料対応が長文化して、仕事が回らない
DMが長くなると、時間が溶けます。
気づいたら「無料で疲れて、発信が止まる」状態になります。
対策:無料は1往復まで/必要なら15分整理(Day4)。
落とし穴5:提案が怖くて、次の一歩を示せない
優しい人ほど、提案を「売り込み」と感じてしまいます。
でも提案がないと、相手は迷子のまま帰ります。
対策:提案は道案内。「整理→結論→理由→流れ→選択肢」(Day3)。
落とし穴6:目標が大きすぎて、動けなくなる
「今月10人集客」「毎日投稿」など、急に大きくすると止まります。
止まると自己否定が増え、さらに止まります。
対策:1週間で1つの行動だけ(Day3・Day4)。
落とし穴7:反応=価値だと思って落ちる
反応は価値ではなく、条件です。季節、タイミング、導線、対象のズレでも変わります。
反応で自分を裁くと、心がもたなくなります。
対策:「価値」と「今週の反応」を分ける(Day4)。
長期で安定する仕組み:土台→設計→実装→改善の回し方
ここからがDay5の本題です。
「分かった」で終わらせず、回る仕組みにします。
月1回:整える日(60分でOK)
月1の整え(やることは4つだけ)
- 線引き確認:疲れている原因がないか(連絡・無料・予定)
- 導線確認:プロフィール/固定投稿/メニューが分かるか
- 提案テンプレ確認:今のメニューに合っているか
- 今月のテーマ:今月は誰のどんな困りごとに寄せるか(1つ)
週1回:回す日(15分でOK)
週1の回し(3分×5でもOK)
- 今週の行動を1つ決める
- 投稿を1本出す(短くてOK)
- 導線を1回見る(プロフィールと固定投稿だけでもOK)
- 週末に3分振り返る(次に直すのは1つ)
これができると「調子が良い時だけ進む」を卒業できます。
プロは、気分より仕組みで進みます。
発信が苦手でも続く:週1で回せるコンテンツ設計
発信が苦手な人に必要なのは、センスではなく型です。
週1でも、相談は増やせます。
週1投稿の「固定4パターン」
| 型 | 内容 | 最後の一言 |
|---|---|---|
| 共感 | 相手の状況を言語化する | 「それ、1行で相談してOKです」 |
| 整理 | 悩みを3つに分けて説明 | 「今どれが一番近いですか?」 |
| 一歩 | 今週の小さな行動を提案 | 「やってみて詰まったら送ってください」 |
| 案内 | 入口(相談/体験)を説明 | 「申込みじゃなくてOK。合うか確認します」 |
1本の基本構成(短くてOK)
- 状況:「こういう時ないですか?」
- 原因:「よくある原因はこれ」
- 一歩:「今週はこれだけ」
- 相談:「1行相談OK」
投稿を増やすより、型を守る方が相談につながります。
“続くこと”が一番の信頼になります。
メニューと価格の考え方:自信を保ったまま選ばれる
価格やメニューでぶれるのは、あなたが弱いからではありません。
多くは「基準が言語化されていない」だけです。
価格は「時間」ではなく「変化の設計」で決める
60分いくら、ではなく、何が変わるための設計かで考えます。 もちろん時間は大切ですが、価値は「時間」だけでは測れません。
価格に自信が持てる“3つの根拠”
- 根拠1:対象が明確(誰の何を助けるか)
- 根拠2:プロセスが明確(何回で何をするか)
- 根拠3:線引きが明確(範囲・除外・連絡)
入口・本編・継続の「役割」を守ると価格が安定する
価格が揺れる人は、入口で全部やってしまうことが多いです。
入口は相性確認、本編は変化のプロセス、継続は定着。役割が分かれると、自然に整います。
値下げしたくなったら、先にここを見る
- 導線は分かりやすい?(固定投稿/プロフィール)
- 入口の説明がある?(手順と安心ワード)
- 対象が広すぎない?(今困っている人)
- 提案の最後の一言がある?(A/B・期限)
値下げは最終手段です。多くの場合、値段ではなく「伝え方」と「導線」です。
最終導線:相談依頼につながる「やさしい誘導」
最後に、Day5の目的である「相談依頼」につなげます。
ここで大事なのは、煽らないこと、押さないこと。でも、迷子にしないことです。
相談導線の“必須3点”
- 安心:「申込みじゃなくてOK」「合うか確認」
- 具体:「何を送ればいいか」(1行でOK)
- 次:「その後どうなるか」(こちらから返信→必要なら体験)
固定投稿・プロフィールに置ける文章(コピペOK)
相談が増える人の共通点:ハードルを下げている
相談が増える人は、相手に「ちゃんと文章を書かせない」です。
1行でいい、選択肢でいい。ここがあると、相手は動けます。
1行相談の例(相手が送りやすい例を出しておく)
- 「発信が怖くて止まってます」
- 「学びはあるのに仕事として不安定です」
- 「境界線がゆるくて疲れます」
今日のワーク:あなたの“プロの1ページ”を完成させる
Day5のワークは、ここまでの内容を1枚にまとめることです。
これがあると、迷ったときに戻れます。発信も相談も、ぶれにくくなります。
(1)私は誰に何を手伝う?(1文)
________________________
(2)入口・本編・継続(仮でOK)
- 入口:____________
- 本編:____________
- 継続:____________
(3)線引き(できる/できない/連絡)
- できる:____________
- できない:____________
- 連絡:____________
(4)相談→提案の最後の一言(A/B+期限)
「次はAかBですが、どちらが合いそうですか?一旦持ち帰るなら、いつ頃までに決めたいですか?」
(5)週1で回す行動(1つ)
今週の行動:____________
(6)相談導線の文章(コピペOK)
これで、あなたの「プロとして続ける土台」は完成です。
あとは、回して整えて、また回すだけ。あなたのペースで育てていきましょう。
まとめ
Day5は、5日間の内容を統合して「長く続く仕組み」にしました。 プロは完成した人ではなく、循環(土台→設計→実装→改善)を回せる人です。 落とし穴(境界線の曖昧さ、世界観先行、入口不足、無料の長文化、提案の弱さ、目標の大きさ、反応=価値)を避け、 月1で整え、週1で回す。発信は型で続け、相談導線は1行でハードルを下げる。 これができれば、相談は自然に増え、あなたは疲れにくくなります。
要約
- プロの仕事は「土台→設計→実装→改善」の循環を回すこと。
- よくある失敗は境界線の曖昧さ、世界観先行、入口不足、無料の長文化、提案の弱さ、目標の大きさ、反応=価値。
- 月1で整える(線引き・導線・テンプレ・今月のテーマ)、週1で回す(行動1つ・投稿1本・導線確認・振り返り)。
- 相談導線は「申込みじゃなくてOK」「1行でOK」「次の流れ」を明確にしてハードルを下げる。
相談したい方へ
ここまで読んで、「私の場合はどこが止まっている?」「入口・本編・継続の組み方を一緒に作りたい」 「提案が怖くて最後の一言が言えない」など、個別に整えると一気に進みます。 申込みではなく、まずは1行で状況を送ってください。合うかどうかだけお返事します。
よくある質問
5日分を全部やらないと、効果は出ませんか?
全部やるのが理想ですが、まずは「線引き」と「相談導線(1行相談)」だけでも効果が出やすいです。 次に「対象(今困っている人)」を1人に戻すと、さらに相談につながりやすくなります。
相談導線を出すのが怖いです。売り込みっぽく見えませんか?
「申込みじゃなくてOK」「合うか確認」などの安心ワードがあると、売り込み感は減ります。 相談導線は相手が迷子にならないための案内です。
価格を上げたいけど、罪悪感があります。
罪悪感が出るときは、対象・プロセス・線引きのどれかが曖昧なことが多いです。 3つの根拠が言語化できると、自信を保ったまま提示しやすくなります。
発信がどうしても続きません。
量ではなく型で続けるのがおすすめです。週1で「状況→原因→一歩→1行相談」だけでも十分です。 まずは3週間だけ、同じ型で出してみてください。