
スピ系講師でヒアリングのできない人たちの悲しい末路|受講生が黙って離れていく本当の理由
はじめに:がんばっているのに、なぜか静かに人が離れていく理由
スピ系講師として、講座やセッションに真剣に向き合っている。学びにも投資しているし、エネルギーワークやリーディングの精度にも自信がある。
それなのに、
- リピートや継続受講が、思っていたほど増えない
- 感想はそこそこ良いのに、紹介や口コミが広がらない
- 「またお願いしたいです」と言われたのに、その後音沙汰がない
こんな現象が続いているとしたら、エネルギーや技術の問題ではなく、「ヒアリングができていない」可能性があります。
ヒアリングとは、ただ質問をたくさんすることではありません。
クライアントや受講生の「今ここ」に丁寧に寄りそい、
本当の悩み・望み・不安・ペースを確認しながら進めていくための、大切な土台です。
スピの世界では、「降りてきたメッセージ」や「直感」にフォーカスしがちです。
しかし、どれだけ高次のメッセージを受け取れていたとしても、
目の前の人の声を聞き切れていなければ、そのメッセージは“届く形”になっていないことが多いのです。
このDay1では、「スピ系講師でヒアリングができない人たちの悲しい末路」を、あえて少し厳しめに、しかし現実的にお伝えします。
目的はあなたを責めることではありません。
「今、気づいて方向を変えれば間に合う」という安心感も、一緒にお届けしていきます。
目次
1. なぜスピ系講師はヒアリングを後回しにしてしまうのか
まず前提として、ヒアリングが得意ではないスピ系講師さんは、決して「手を抜いているから」ではありません。
むしろ、まじめで、勉強熱心で、クライアント想いの方がほとんどです。
それでもヒアリングが後回しになってしまう背景には、スピ系ならではの事情があります。
1-1. 「メッセージがすべてを教えてくれる」という思い込み
高次からのメッセージやカードリーディング、チャネリングの精度が上がってくると、 「相手に聞かなくても、だいたい分かる」という感覚になることがあります。
もちろん、それ自体が悪いわけではありません。
ただし、その感覚が強くなりすぎると、
「本人の言葉で状況を語ってもらう」時間が削られてしまうのです。
結果として、クライアントの側には、
- 「ちゃんと話を聴いてもらえなかった気がする」
- 「すごいこと言われたけど、私の気持ちとは少しズレている…?」
という、静かなモヤモヤが残ります。
1-2. 「時間が足りない」恐怖から説明が長くなる
セッション時間や講座時間が限られていると、
「大事な内容を全部伝えなきゃ」という焦りから、
どうしても講師側の説明が長くなりがちです。
そうすると、クライアントや受講生に「今どんな気持ちですか?」「ここまで聞いてみて、引っかかるところはありますか?」と 質問する余白が、どんどん削られてしまいます。
1-3. 「聴く」ことに対する恐れや不安
実は一番大きいのが、ここかもしれません。
丁寧にヒアリングをすると、相手の痛み・怒り・違和感・不信感に触れることになります。
それを無意識に避けたくて、気持ちを聞く前に「光の方向」に連れていこうとしてしまう。
そんなパターンも、とてもよく見られます。
しかし、その瞬間はポジティブに見えても、
クライアントの心の底には、「結局、私の話はちゃんと聴かれなかった」という寂しさが残ります。
2. ヒアリングができていないスピ系講師の3つの特徴
では、具体的にはどんな振る舞いが「ヒアリングできていない状態」なのでしょうか。
ここではよくある特徴を、3つに絞ってお伝えします。
2-1. セッション前に「現状・目的・ゴール」をほとんど確認しない
ありがちなパターンがこちらです。
- お名前とざっくりしたお悩みだけ聞いて、すぐリーディングに入る
- 「今日はどうされましたか?」と一度だけ聞いて、深掘りしない
- 講座では、受講生がどうなりたいかを聞かないまま、カリキュラムだけ淡々と進める
これでは、誰に対しても同じセッション・同じ講座になってしまいます。
一人ひとりの背景やゴールに合わせたサポートが難しくなるため、
「私のための時間だった」と感じてもらいにくくなります。
2-2. 相手が話し終わる前に、解釈やアドバイスをかぶせる
クライアントが話している途中で、
- 「それはね、〇〇だからだと思います」
- 「あ、それ分かります。つまり△△ですよね」
と、良かれと思って先回りしてしまう。
これも、ヒアリングできていない講師が陥りがちなパターンです。
本当はまだ言葉になっていない部分、ためらっている感情が、その先に続いているかもしれません。
そこに届く前に解釈をかぶせると、クライアントは「これ以上言わない方がいいかな…」と口を閉ざしてしまうのです。
2-3. 「分かりました」と言いながら、要約確認をしない
クライアントや受講生が話した内容を、講師側が自分の言葉でまとめて確認する。
この「要約確認」がないと、大きなすれ違いが生まれます。
例えば、
- クライアントは「仕事の人間関係」が一番つらいと思っている
- 講師は「自己肯定感の低さ」が問題だと受け取ってしまう
というように、焦点がずれたままセッションが進んでしまうことも珍しくありません。
ヒアリングができている講師は、
「今お伺いした話をまとめると、〇〇でお困りで、△△な状態になりたい。という理解で合っていますか?」と、
こまめに確認を入れています。
3. クライアントと受講生の「本当のモヤモヤ」事例
では、ヒアリングが足りていないとき、クライアントや受講生の内側では何が起きているのか。
よくある声を、少しだけのぞいてみましょう。
3-1. 表では「ありがとうございました」、心の中では…
セッションの最後に、クライアントはこう言ってくれます。
「今日はありがとうございました。すごく勉強になりました。」
「前向きになれました。」
「とても癒されました。」
しかし、その裏側には、こんな本音が隠れていることがあります。
- 本当は別のことが一番聞きたかったけれど、言い出せなかった
- “すごい話”はたくさん聞いたけれど、明日から具体的に何をしたらいいか分からない
- 話を途中で遮られた感覚があって、「深く分かってもらえた」とまでは言えない
この小さなモヤモヤは、その場で爆発することはありません。
だからこそ講師側は気づきにくく、「うまくいっている」と勘違いしたまま時間だけが過ぎていくのです。
3-2. 受講生がスクールを「フェードアウト」する理由
講座やスクールでも同じです。
表向きの理由は、
- 仕事が忙しくなって…
- 家庭の事情で…
- タイミングが合わなくて…
といった、当たり障りのないものかもしれません。
しかし本音の部分では、
- 自分だけついていけていない気がするけれど、相談できる空気がなかった
- 講師が自分の話をじっくり聞いてくれる機会が、ほとんどなかった
- 質問しても「大丈夫、できるから」と励まされるだけで、不安が解消されなかった
という、「コミュニケーションが取れていない感覚」から離れていくケースが少なくありません。
4. その結果訪れる「静かな悲しい末路」とは
ヒアリング不足は、いきなり大きな問題として表面化するわけではありません。
少しずつ、静かに、しかし確実に、講師としての土台をむしばんでいきます。
4-1. リピート・紹介が増えないまま、集客だけが苦しくなる
クライアントや受講生が「深く分かってもらえた」「自分のための時間だった」と感じられないと、
自然なリピートや紹介は生まれにくくなります。
その結果、
- 新規集客にいつも追われてしまう
- SNSの発信や広告費ばかりが増えていく
- 精神的にも経済的にも、消耗感がつのっていく
という悪循環に入ってしまいます。
4-2. 「スピリチュアルは怪しい」という偏見を強化してしまう
ヒアリングが不十分なままセッションを重ねると、
一部のクライアントは、
- 「なんだか分かったような分からないような話だった」
- 「私の話より、先生の世界観の話が多かった」
という印象を抱きます。
それが積み重なると、「スピリチュアルって、やっぱりふわっとしていて怪しいよね」という偏見を強めてしまうことにもつながります。
本来であれば、スピリチュアルは人を深く癒し、人生を整える素晴らしいもののはずなのに、です。
4-3. 講師自身が「私には才能がないのかも」と自己否定に陥る
一番つらいのは、ここかもしれません。
真面目なスピ系講師ほど、結果が出ない原因をすべて自分の才能や波動のせいにしてしまいます。
本当は、
- ヒアリングの質を少し変える
- クライアントの本音を引き出す質問を増やす
といった「技術的な改善」で状況が大きく変わるのに、
そこに気づけないまま、静かに活動を縮小していく…。
これが、スピ系講師でヒアリングができない人たちの悲しい末路の一つのパターンです。
気づいた瞬間から、いくらでも軌道修正ができます。
5. 今日からできるセルフチェック|あなたのヒアリング力診断リスト
最後に、あなたの現在地を知るためのセルフチェックをご用意しました。
深く考えすぎず、「今の自分」に正直にチェックしてみてください。
【スピ系講師のヒアリング力セルフチェック】
- セッションや講座の前に、クライアントの現状・目的・ゴールを丁寧に確認していないことが多い
- クライアントの話を聞きながら、「こういうことだよね?」と先回りして解釈してしまう
- 相手が話している途中に、アドバイスやメッセージを挟んでしまうことがある
- 「時間が足りなくなるのが怖くて」、自分の説明を優先してしまう
- セッションの中で、「ここまでの理解で合っていますか?」と要約確認することがほとんどない
- 受講生からのフィードバックを、正直あまりもらっていない/取りづらいと感じる
- リピートや紹介が少ない理由が、自分でもはっきり分かっていない
- クライアントに深い感情を話されると、「どう受け止めたらいいか」戸惑う瞬間がある
- セッション後、「本当にこれで良かったのかな…」とモヤモヤすることが多い
- 「ヒアリングは感覚と経験でなんとかなる」と思っていて、体系的に学んだことはない
3つ以上当てはまる場合、ヒアリングの見直しタイミングに来ている可能性が高いです。
それは、「ここから変われる入り口に立てた」というサインでもあります。
「自分のヒアリング、正直どう見えるんだろう?」と感じた方は、
いまチェックした結果や、現在の講座・セッションの状況を、気軽に送ってみてください。
あなたの状況を踏まえて、どこから整えると良いかのヒントを、無料でお返しします。
6. まとめ|まだ間に合うからこそ、今気づけた自分を大事にする
スピ系講師でヒアリングができない人たちの悲しい末路は、
決して「能力が低い人の話」ではありません。
真面目で、クライアント思いで、一生懸命だからこそ、ヒアリングという「土台」の重要性に気づくタイミングが後ろにずれてしまうのです。
しかし、ヒアリングは生まれつきの才能ではなく、技術として身につけ、育てていけるものです。
そして、ヒアリングが変われば、
- クライアントや受講生とのコミュニケーションが深まり
- 「分かってもらえた」という安心感が生まれ
- リピート・紹介・口コミが、少しずつ自然に増えていく
そんな変化を、これから起こしていくことができます。
次回Day2では、「スピ講座・スクールで本当に必要なヒアリングの設計」について、もう一歩踏み込んでお話しします。
今のうちに、あなたの講座やセッションについて簡単にメモしておくと、Day2以降の学びがさらに深まります。
よくある質問(FAQ)
Q. ヒアリングが下手だと自覚しています。今からでも間に合いますか?
A. はい、十分に間に合います。
むしろ「自覚できている」ということ自体が、とても大きな一歩です。
ヒアリングは、相手の話を遮らない、要約確認をする、感情と言葉の両方を聞く…といった
具体的なポイントを押さえることで、確実に上達していきます。
Q. 話を聴いていると、時間ばかり経ってしまいそうで怖いです。
A. ヒアリングは「長く聴くこと」ではなく、「ポイントを押さえて聴くこと」です。
セッションや講座の時間配分をあらかじめ決めておき、
「最初の15分はヒアリング」「最後の10分は振り返り」などと枠を作ることで、
伝えるべき内容とのバランスも取りやすくなります。
Q. 人見知りで、うまく質問が浮かばないタイプなのですが…。
A. その場合こそ、「質問テンプレート」を持っておくことが大きな助けになります。
次回以降の記事では、スピ系講師向けの具体的な質問例もご紹介していきますので、
まずはそれを手元に置きながら少しずつ慣れていきましょう。
Q. 自分のヒアリングが客観的にどう見えるか知りたいです。
A. この記事のセルフチェック結果や、実際のセッション・講座の流れを簡単にまとめて、
LINEから送っていただければ、無料で「ここを変えると良さそう」というポイントをお返ししています。
一人で抱え込まず、外の視点を取り入れるきっかけとして、気軽に活用してください。
セルフチェックの結果や、今感じている不安があれば、
簡単なメモで構いませんので、そのまま送ってみてください。