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スピ系講師のクライアント選びを仕組みにする:迷わない判断と長期安定(Day5)

スピ系講師のクライアント選びを仕組みにする:迷わない判断と長期安定(Day5)

スピ系講師のクライアント選びを仕組みにする:迷わない判断と長期安定(Day5)

5日間、お疲れさまでした。
Day1で「選ぶ意味」を確認し、Day2で「基準」を言葉にし、Day3で「導線」を整え、Day4で「発信」を整えました。
最終回のDay5は、これらを仕組みにして、長く安定して続ける形にまとめます。

クライアント選びが苦しくなる理由は、判断がその場しのぎになるからです。
「今回だけ…」が続くと、線が曖昧になり、あなたも相手も不安定になります。

今日のゴール:
① 迷ったときに戻れる「判断フロー」を作る
② よくある失敗を先に知って、同じ痛みを減らす
③ 疲れない運用(続け方)を決める
④ 相談につながる最終導線を整える

目次

クライアント選びは「優しさ」ではなく「責任」

「困っている人を断るなんて…」という気持ちは、とても自然です。
でも、講師の仕事は“助けたい気持ち”だけでは続きません。

合わない相手をムリに受けると、次のことが起きやすいです。

  • 相手は依存しやすくなり、自分で立つ機会が減る
  • あなたは疲れて、丁寧さが失われる
  • 結果が出ず、双方が傷つく

だからクライアント選びは、「優しさ」よりも、責任です。
あなたが責任を持てる範囲で関わることが、相手のためにもなります。

ここでの責任とは、「相手の人生を背負う」ではありません。
あなたが提供できる範囲を誠実に守るという意味です。

迷ったときの判断フロー(3つの質問)

迷うときは、情報が足りないか、線が曖昧になっています。
そんなときは、Day2の3軸(姿勢・安全・ルール)に戻ります。
ここでは、さらに使いやすいように、3つの質問にまとめます。

質問1:この人は「一緒に進める姿勢」がある?(相手任せになっていない?)

質問2:今このサポートをして「安全」?(混乱が強すぎない?生活が崩れていない?)

質問3:約束(ルール)を守れる?(連絡・支払い・キャンセル・追加対応)

判断の目安(結論を出す基準)

  • 3つともOK → 基本的にお受けして良い
  • 1つだけ不安 → 追加質問で確認してから決める(または条件付き)
  • 2つ以上不安 → 今はお受けしない(別の選択肢を提案)

ポイントは「迷ったら、すぐYESにしない」ことです。
迷いはサインです。あなたの感覚は、もう学習しています。

条件付きで受ける例

  • 支払いが曖昧 → 先払いが確認できてから日程確定
  • 連絡が多い → 連絡可能時間と返信目安に同意してもらう
  • 期待が大きい → 「できること/できないこと」を再度確認して同意をもらう

危険サインの見分け方:迷う前に止まる

「迷ったらフローで確認」が基本ですが、
迷う前に止まったほうが良いサインもあります。

危険サイン(例)

  • 最初から攻撃的、命令口調、威圧がある
  • ルールを伝えた瞬間に強く反発する(話し合いができない)
  • 保証・確約を強く求める(「絶対に」「100%」など)
  • 支払いの話を避ける、後回しにする
  • 「今すぐ何とかして」と緊急性を煽る(あなたに背負わせる)

こうしたサインがある場合、あなたがどれだけ丁寧でも、関係が整いにくいことがあります。
そのときに必要なのは、説明を増やすことではなく、距離を取る判断です。

断ることは、あなたを守るだけではありません。
相手が別の支援に進むきっかけにもなります。

よくある失敗トップ7と、戻るポイント

ここは痛いところを突きますが、大事です。
“同じ失敗を繰り返さない”ために、よくある形を先に知っておきましょう。

失敗1:申し込みの勢いに押されて、すぐOKしてしまう

「今すぐ」「今日中に」などの勢いは、こちらの判断力を奪います。
戻るポイント:一度フロー(姿勢・安全・ルール)に戻り、確認質問をする。

失敗2:罪悪感で値下げや無料延長をしてしまう

一度やると、相手の期待が上がり、次も求められます。
戻るポイント:「追加は別メニュー」を文章で固定する(Day3)。

失敗3:ルールを決めたのに、破られても流してしまう

破られた瞬間に、線は薄くなります。
戻るポイント:同意した文章を見せて、落ち着いて確認する(Day3の同意)。

失敗4:相手の感情の波に巻き込まれて、あなたが消耗する

同情と共感は違います。共感しても背負わない。
戻るポイント:返信時間・対応範囲を守る。夜間は返さない(Day3・Day4)。

失敗5:「当てる」「保証」方向の期待を放置する

放置すると、後から評価で揉めやすいです。
戻るポイント:誤解をほどく発信と、メニュー説明で期待を整える(Day4・Day3)。

失敗6:合わない人の対応で、合う人の枠が減る

これは一番もったいないです。
戻るポイント:「受けない判断」を早める。紹介先や代案を用意しておく(Day2・Day3)。

失敗7:あなた自身の回復時間を確保しない

セッションは、見えない疲れが溜まります。
戻るポイント:週の枠数・休み・返信の時間を先に決めて守る(Day3・Day5)。

合言葉

「その場の優しさ」より、続く形を選ぶ。

境界線を守る運用:疲れない仕組み

仕組みというと難しそうですが、やることはシンプルです。
判断を自分の気分に任せないように、先に決めておきます。

運用1:返信時間を「先に」決める

返信時間が曖昧だと、相手のペースに飲まれます。
先に決めて、発信・注意事項に書く。

返信は平日(例:10〜18時)に行います。
48時間以内を目安にしています。

運用2:申し込みの「入口」を1つにする

DM、コメント、LINE、メール…入口が複数あると、ルールが崩れやすいです。
基本は「LINEだけ」など、入口を絞ると管理がラクになります。

運用3:同意は必ず取る(短くてOK)

同意があるだけで、あなたの心が守られます。
相手が感情的になっても、文章に戻れます。

内容をご確認いただけたら、「同意します」と返信してください。

運用4:キャンセル対応をルール化して“迷い”を減らす

迷いが出ると、罪悪感が入りやすいです。
だから、例外の扱いも含めて、先に決めます。

原則は(例:前日18時まで変更可)。それ以降は(例:100%)。
ただし、やむを得ない事情は状況により相談可。

運用5:あなたの回復時間を“予定として”入れる

空いたら休む、だと休めません。最初から入れておくのが正解です。
例:

  • セッションは1日最大2枠まで
  • 連続は2日まで、3日目は回復日にする
  • 週に1日は完全オフ(返信もしない)

こういう“運用の線”があると、境界線は自然に守れます。
あなたが元気でいられるから、クライアントにも丁寧になれます。

リピートと紹介が増える人の共通点

合う人を選べるようになると、次に起きるのは「リピート・紹介が増える」です。
それは、あなたがうまく“売った”からではありません。
関係が整っているからです。

共通点1:期待が現実的

当て物や保証ではなく、「整理して進む」という方向が最初から共有されています。

共通点2:小さな一歩を積み重ねる

1回で人生を変えるのではなく、日々の選択を変える。ここが合う人ほど、結果が出やすいです。

共通点3:あなたのルールを尊重する

尊重される関係は、紹介が生まれやすいです。
「先生を大切にしたい」という人の周りには、同じ価値観の人がいます。

リピートや紹介は、テクニックよりも、選び方と運用で決まります。

最終CTA:相談に繋げる言葉(テンプレ)

ここまで読んだ人は、あなたの価値観に近い可能性が高いです。
最後は、自然に相談へ繋げる言葉を置きます。

テンプレ1:判断に迷う人向け

「この人を受けていいのかな」と迷うときは、あなたの感覚が大事なサインを出しています。
状況を短く送ってください。姿勢・安全・ルールの3つの視点で一緒に整理します。

テンプレ2:導線を整えたい人向け

申し込み前の説明や注意事項を整えるだけで、合わない人は減ります。
いま使っている文章(プロフィールや案内文)を送ってください。線引きが守れる形に整えます。

テンプレ3:発信で合う人を増やしたい人向け

合う人だけが来る発信は、「あなたの約束」と「ここまで/ここから先」を繰り返すだけで整います。
直近の投稿を送ってください。合う人に届く言葉に調整します。

あなたの状況に合う形で、一緒に整えます。
まずは短くでOKなので、今いちばん困っていることを送ってください。

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今日のワーク:あなたの「判断ルール」を完成させる

ワーク1:あなたの判断フローを1枚にする

次の3つを、紙やメモに書いて見える場所に置きます。
姿勢安全ルール

  • 姿勢:一緒に進める?相手任せ?
  • 安全:今この支援で大丈夫?
  • ルール:約束を守れる?

ワーク2:あなたの「絶対に守る線」を3つ書く

例:

  • 暴言・威圧が続く場合は終了
  • 夜間・休日の緊急対応はしない
  • 支払い確認後に日程確定

ワーク3:迷ったときの“保留メッセージ”を作る

勢いに押されないための一文を用意します。

ご相談ありがとうございます。大切なお話なので、確認してからお返事したいです。
いくつか質問してもよろしいですか?

ワーク4:プロフィールに入れる1文を最終決定する

「向いている方」「力になりにくい前提」を、やわらかく1文にまとめます。

自分の感覚を取り戻しながら、現実も整えて前に進みたい方のサポートをしています。
決断をすべてお任せしたい方や、結果の保証を求める形のご相談は力になりにくいことがあります。

これで5日分の内容が、あなたの中だけでなく、運用としても回り始めます。
完璧に作らなくて大丈夫です。運用しながら、少しずつ整えていけばOKです。

まとめ+要約

Day5では、クライアント選びを「その場の判断」から「仕組み」に変える方法をまとめました。 クライアント選びは優しさではなく、提供できる範囲を守る責任です。 迷ったときは「姿勢・安全・ルール」の3つの質問に戻り、2つ以上不安がある場合は受けない判断が基本です。 攻撃性、ルールへの強い反発、保証要求、支払いの曖昧さなどの危険サインは、迷う前に止まる目安になります。 よくある失敗(勢いでOK、罪悪感で値下げ、ルール違反を流すなど)を知り、同意文や線引きの文章に戻ることで安定します。 疲れない運用として、返信時間・入口の一本化・同意・キャンセル規定・回復時間を先に決めることが大切です。 最後に、相談に繋げるテンプレと、判断ルールを完成させるワークで仕組み化しました。

よくある質問

Q1. 断ったあとに罪悪感が残ります

罪悪感は「優しい人」の反応です。ただ、合わない相手を受けて関係が崩れるほうが、もっと苦しくなります。
「今の私の提供では力になりにくい」と判断できたことは、誠実さでもあります。

Q2. 条件付きで受けたのに、結局しんどくなりました

条件が守られなかった可能性があります。まずは同意した文章に戻って確認し、それでも改善しない場合は終了判断も選択肢です。
“続けるほど良くなる”関係だけを残すことが、長期安定につながります。

Q3. 合う人だけにすると、売上が不安です

短期では不安が出ることがあります。ですが、合う人は満足度が高く、リピートや紹介が生まれやすいです。
長期では「疲れて動けない」状態が減る分、結果的に安定しやすいです。

Q4. 仕組みは作ったのに守れません

守れないのは意志が弱いからではなく、運用が現実に合っていないことがあります。
返信時間や枠数などを「守れる数字」に変えてください。守れないルールは、あなたを苦しめます。

迷いがあるなら、短く状況を送ってください。
あなたの「姿勢・安全・ルール」の基準を、現実に合わせて整え直します。

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