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スピ系講師の申込導線を整える:揉めないための「説明・同意・境界線」(Day3)

スピ系講師の申込導線を整える:揉めないための「説明・同意・境界線」(Day3)

スピ系講師の申込導線を整える:揉めないための「説明・同意・境界線」(Day3)

Day1で「誰を選ぶか」を決め、Day2で「基準」を言葉にしました。
Day3は、その基準を現場で守れる形にします。

ここでいう現場とは、セッションの中だけではありません。
申し込み前の説明、申し込みのやり取り、支払い、日程調整、セッション後のフォローまで含みます。

トラブルの多くは「相手が悪い」よりも、説明不足・すり合わせ不足で起きます。
そして、説明不足はあなたの優しさから起きることが多いです。

今日のゴール:
① 申込導線のどこでズレが起きるかを把握する
② 「メニュー説明」「注意事項」「同意」の3点セットを作る
③ 追加対応・連絡・キャンセルの線引きを文章にする

目次

揉める人ほど「申込前の想像」が大きい

申込導線を整える理由はシンプルです。
人は申し込みの時点で、すでに頭の中で「こうしてもらえるはず」を作っています。

特にスピ系のサービスは、目に見えない価値を扱います。
だから相手が勝手に想像しやすいんです。

たとえば、あなたは「自分で選べるようになるサポート」をしているのに、相手は「先生が当ててくれる」「全部決めてくれる」と思っていた。
このズレが、後から不満になります。

ズレをなくす方法は、相手の想像を止めることではありません。
先に「ここまで・ここから先」を言葉にして、想像の方向を整えることです。

「説明を増やすと、申し込みが減りそう」
そう感じる人もいますが、逆です。
合う人ほど安心して申し込みます。合わない人ほど、説明を嫌がります。

申込導線の基本:3点セット(説明・注意事項・同意)

最低限、これだけあれば揉めごとは一気に減ります。

  1. 説明:何をするサービスか(目的・流れ・範囲)
  2. 注意事項:できること/できないこと(境界線)
  3. 同意:相手が理解し、同意したことを確認する

この3点セットは、あなたを守るだけではありません。
相手にとっても「安心して申し込める材料」です。

例:導線の一番簡単な形

  • LP(またはプロフィール)に「説明」と「注意事項」を書く
  • 申込フォームに「同意チェック」を入れる(LINEなら同意の返信でもOK)
  • 申込後に、同じ内容をもう一度送って確認する

「同意」と聞くと難しそうですが、やることは簡単です。
相手に一度、言葉で返してもらうだけです。

メニュー説明の書き方:期待を整える

メニュー説明は、売るための文章ではありません。
期待を整える文章です。

期待が整うと、合う人は申し込みやすくなり、合わない人は自然に離れます。
そのために、次の5つを書きます。

① 何のための時間か(目的)

このセッションは、あなたの状況を整理し、「自分の感覚で選べる状態」を取り戻すための時間です。

② どんな流れで進むか(手順)

①今の状況の確認 → ②気持ち・体の反応の整理 → ③選択肢の見える化 → ④次の一歩を一緒に決める

③ どこまでが範囲か(範囲)

セッション内では「整理と方向づけ」を行います。継続的な伴走や毎日の個別フォローは、別メニューになります。

④ どんな人に向いているか(対象)

自分でも取り組む気持ちがあり、現実も整えながら少しずつ前に進みたい方に向いています。

⑤ どんな結果になりやすいか(現実的な表現)

「すぐに不安がゼロになる」より、「不安の扱い方がわかり、次の行動が選びやすくなる」変化が起きやすいです。

ポイント:
・魔法のような言い方をしない
・「できること」を強調しつつ、「できないこと」を先に置く
・結果は断言しない(相手の努力も関わるため)

注意事項(できること/できないこと)テンプレ

注意事項は、読む人が嫌な気持ちにならないように書くのがコツです。
「禁止」より「安心して受けるための前提」として伝えます。

注意事項テンプレ(そのまま使えます)

安心してサポートを進めるために、以下をご確認ください。

  • このサービスは、医療行為・診断・治療を目的としたものではありません。
  • こちらが決断を代わりに行うことや、結果の保証はできません。
  • 暴言・威圧・過度な要求が続く場合は、途中でもサポートを終了することがあります。
  • 連絡可能な時間帯は(例:平日10〜18時)です。返信は(例:48時間以内)を目安にしています。
  • セッション外の追加対応(長文相談・緊急対応など)は、別途ご案内する場合があります。

ここで大切なのは、「書くこと」そのものではありません。
あなたが守れることだけを書くことです。守れないルールは、書かない方がいいです。

同意の取り方:言った言わないをなくす

同意がないと、後からこうなります。

  • 「そんなルール知らなかった」
  • 「それって聞いてない」
  • 「普通はやってくれるでしょ」

でも、同意を取っておけば、落ち着いて同じ文章を見せられます。
感情のぶつかり合いになりにくいです。

同意の取り方(フォームがある場合)

申込フォームにチェックを入れてもらいます。
例:

※実装が難しければ、Googleフォームでも十分です。

同意の取り方(LINEで受ける場合)

注意事項を送ったあと、次の一文を入れます。
「内容をご確認いただけたら、『同意します』と返信してください」

たったこれだけで、空気が変わります。

コツ:同意は「相手を縛る」ためではなく、
安心して進めるための確認として伝える。

線引きの具体例:連絡・追加対応・キャンセル

ここが曖昧だと、あなたの心がすり減ります。
よくある3つを、文章化しておきましょう。

連絡の線引き(テンプレ)

連絡は(例:平日10〜18時)にお願いします。返信は(例:48時間以内)を目安にしています。
夜間・休日の緊急対応は行っていません。

追加対応の線引き(テンプレ)

セッション外の長文相談や、個別の追加アドバイスは別対応になります。
必要な場合は、追加メニューとしてご案内します。

キャンセル・変更の線引き(テンプレ)

日程変更は(例:前日18時まで)にご連絡ください。
それ以降のキャンセルは(例:料金の100%)を頂戴します。
体調不良などやむを得ない場合は、状況に応じてご相談ください。

「100%は強いかな」と思うなら、あなたが守れる形に変えてOKです。
大切なのは、曖昧なままにしないことです。

あなたのメニューに合う線引き(連絡・追加対応・キャンセル)を、今の働き方に合わせて一緒に整えます。
「ここまで書いていい?」が不安なら、文章をそのまま送ってください。

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よくある揉めポイントと、先に潰す一文

ここでは、スピ系講師が巻き込まれやすい揉めポイントを、先に文章で潰す例を出します。
「そんなの書いたら冷たい」と感じるかもしれませんが、合う人ほど納得してくれます。

揉めポイント1:「もっと見てほしい」が止まらない

このセッションは「今の状況を整理し、次の一歩を決める」ための時間です。
追加の深掘りや継続的な伴走が必要な場合は、別途ご案内します。

揉めポイント2:「当たらない」と評価される

ここで扱うのは「当てる」ことよりも、「自分で選べる感覚を取り戻す」ことです。
そのため、占い的な当て物を目的としたご相談には向きにくい場合があります。

揉めポイント3:結果の保証を求められる

変化には個人差があり、結果の保証はできません。
ただ、今の状況に合わせた整理と提案は誠実に行います。

揉めポイント4:夜間・休日に連絡が続く

返信は平日(例:10〜18時)を基本としています。
夜間・休日はお休みをいただき、翌営業日以降の対応になります。

揉めポイント5:キャンセルが繰り返される

日程変更・キャンセルはルールに沿ってお願いしています。
予定が不安定な時期の方は、落ち着いてからのご予約をおすすめします。

こうした一文は、相手を責めるためではありません。
合う人が安心して受けるための説明です。

今日のワーク:あなたの導線に当てはめる

ワーク1:あなたの導線を紙に書き出す

例:

  • プロフィールを見る
  • LINEに来る
  • やり取り
  • 日程決め
  • 支払い
  • セッション
  • フォロー

ワーク2:ズレが起きやすい場所に印をつける

  • 「どこまでやってくれるの?」
  • 「返信はいつ?」
  • 「キャンセルは?」
  • 「追加は無料?」

ワーク3:3点セットを作る(最短版)

次の3つを、まずは短く作ります。

  1. 説明(目的・流れ・範囲)
  2. 注意事項(できること/できないこと)
  3. 同意(「同意します」の返信 or チェック)

ワーク4:テンプレをあなた用に置き換える

テンプレ内の(例:平日10〜18時)(例:48時間以内)(例:前日18時まで)などを、あなたの生活に合わせた言葉に変えてください。
“守れない数字”は入れないのがコツです。

明日(Day4)は、今日作った導線をもとに、「合う人だけが来る発信」を作ります。
つまり、クライアント選びを「断る」より前に、発信で整える回です。

まとめ+要約

Day3では、クライアントも自分も守るために「申込導線」を整えました。 トラブルは相手の問題というより、申込前の想像と現実のズレで起きやすいです。 揉めごとを減らす基本は「説明・注意事項・同意」の3点セット。 メニュー説明は売るためではなく、期待を整えるために目的・流れ・範囲・対象・現実的な変化を明確にします。 注意事項には、医療行為ではないこと、保証できないこと、ルール、追加対応の線引きを書きます。 同意はチェックや返信で一度言葉にしてもらうだけで「言った言わない」を減らせます。 連絡・追加対応・キャンセルの線引きを文章にし、よくある揉めポイントも先に一文で潰しました。

よくある質問

Q1. 注意事項が多いと申し込みが減りませんか?

合う人は「安心材料」として読んでくれます。合わない人ほど、説明を嫌がります。
長期的には、注意事項があるほうが結果的に安定します。

Q2. 「医療行為ではない」と書くのは必要ですか?

心の問題と混ざりやすい分野なので、前提として書いておくと誤解が減ります。
あなたが背負わなくていい領域まで背負わないための一文です。

Q3. 同意を取るのが気まずいです

「縛るため」ではなく、「安心して進めるための確認」と伝えると気まずさが減ります。
一度でいいので「同意します」と返してもらうだけで、関係が整いやすくなります。

Q4. ルールを破る人が出たらどうすればいいですか?

まずは落ち着いて、同意してもらった文章を見せて確認します。
それでも改善しない場合は、サポート終了の判断も「自分と相手を守る行動」です。

あなたの「説明・注意事項・同意」の文章を、そのまま送ってください。
角が立たず、でも線が守れる形に整えるお手伝いをします。

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