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スピ系講師は“お金”を抱え込まない:外注が正解な理由|スピ講師のためのお金アウトソーシング5DAYS【Day1】

スピ系講師は“お金”を抱え込まない:外注が正解な理由|スピ講師のためのお金アウトソーシング5DAYS【Day1】

はじめに

セッション準備、受講生対応、発信活動。
どれもあなたにしかできない大切な仕事です。
一方で、請求や入金確認、経費の仕分け、確定申告、契約書の管理といった「お金回り」は、 苦手意識があるほど後回しになりがち。
結果として、時間を奪われ、ミスの不安に心が落ち着かず、肝心のエネルギーワークにも影響が出てしまいます。


だからこそ、「できないなら、きちんと任せる」。
本シリーズは、スピ系講師・エネルギーワーカーのあなたが、 精神性と現実的な仕組みを両立させるためのお金アウトソーシングを5日間で体系化するものです。
Day1の今日は、まず「なぜ外注が正解なのか」を、感覚とロジックの両面から整理します。


免責:本記事は一般的な情報提供を目的としており、税務・法務等の助言ではありません。具体的判断は専門家(税理士・弁護士・FP)にご相談ください。

1. よくある誤解をほどく

「自分で全部やる方が波動が整う?」

ルーティン事務は集中力を断続的に奪い、感性の“ピーク時間”を削ります。
外注は「手放す=無責任」ではなく、 自分のコア(セッション品質・カリキュラム開発・セルフケア)に集中するための環境設計です。


「外注は高い」

1時間あたりの自分の売上貢献(セッション単価や集客活動での成果)を基準にすると、 事務1時間の機会損失は想像以上。
相場に合った外注はコストではなく利益を作る投資になります。


「情報漏えいが怖い」

NDA(秘密保持契約)と権限分離(閲覧・編集・送金を分ける)、アクセスログの記録で多くのリスクは管理可能。
Day4で実務の監査方法を解説します。


2. “抱え込み”が生むコストを見える化

以下は、抱え込み(自分で全部やる)と外注の概算比較の観点です。


項目抱え込み(自分で)外注(適切に任せる)
時間月10〜20時間の事務で創作・発信が圧縮自分のピーク時間を価値創出に再配分
ミスリスク二重請求・締切遅延・仕訳ミスSOPとダブルチェックでエラー率低下
心理的負荷常時「やらなきゃ」の未完了感可視化された進捗で安心と余白が生まれる
収益機会新規講座・コラボ提案の検討時間が不足新商品の立ち上げに時間投資できる

ざっくり試算の例:
自分の時間単価(目安)=月売上 ÷ 実働時間
月売上60万円・実働120時間なら時間単価は5,000円。毎月15時間の事務を外注で15,000円〜30,000円に置換できれば、 取り戻した15時間で2枠の個人セッションや新講座の準備に充てられ、差し引きでプラスになる可能性が高まります。

3. 外注で得られる3つのリターン

① 時間の自由度

セッション前後の整え・セルフケア・学び直しに「質の高い時間」を再投資できます。

② 不安の低減と事故予防

権限設計・チェックリスト運用で「振込ミス」「締切失念」を未然に減らせます。

③ 売上構造の安定

月次ルーティン(請求→入金→経費→レポート)が整うと、キャッシュフローの見通しが立ち、意思決定が速くなります。

4. 外注の対象とならない領域(線引きの基本)

  • 最終的な意思決定・承認(価格改定、返金可否、重要告知の文面)
  • 送金そのものは原則分離(外注は準備・起票まで/実行は本人)
  • 個人の霊性・機微に触れるコミュニケーションの中核(セッション品質に直結)

一方で、以下は外注候補になりやすい領域です(詳細はDay2で具体化)。

  • 請求書発行・入金照合・未収フォロー
  • 領収書整理・クラウド会計への記帳
  • 確定申告サポート(記帳代行+税理士連携)
  • 契約書ひな形の整備と管理(法務監修は専門家)

5. 今日からできる小さな一歩

  1. 直近4週間の活動を30分で振り返り、事務に使った時間を合計する。
  2. 「やめたい/任せたい」事務を3つだけ書き出す(例:未収確認、レシート入力、請求送付)。
  3. 次回Day2のワーク用に、クラウド会計/請求ツールのログイン状況を確認する。

完璧を目指さないこと。まずは3つ手放せるだけで、体感が変わります。


7. 次回予告(Day2)

Day2では、何を任せ、何を自分で持つかの線引きをテンプレートで明確化します。
ペルソナと検索意図の設計、見出しの作り方まで整理していきます。


FAQ

Q. 外注費はどれくらいが目安?

A. 月5〜15時間程度のライト運用で1.5〜4万円が一つの目安です(相場・業務難易度で変動)。

Q. 個人情報はどう守る?

A. NDA締結、権限分離(閲覧・編集・送金の分離)、パスワード共有ツールの利用、ログの定期確認が基本です(Day4で詳述)。

Q. 外注が合わなかった場合は?

A. 試用期間・成果物基準・週次レビューを契約に明記し、合意済みの手順で終了できるよう設計します。

まとめ:苦手を手放すと、コアが光る

お金回りの外注は、スピリチュアルな活動を「現実の仕組み」で支える選択です。
抱え込みのコストを見える化し、 任せる部分と自分で持つ部分を整理すれば、時間・安心・売上の三拍子が整い始めます。次回は線引きの具体テンプレへ。


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