
今日から使える!スピ系講師向けヒアリング質問テンプレ20選|クライアントの本音を引き出す聞き方
はじめに:質問が決まっているだけで、こんなにラクになる
Day1では、ヒアリングができないスピ系講師がたどりがちな「悲しい末路」を、
Day2では、講座・スクールのためのヒアリング設計の考え方を見てきました。
多くの方が、ここまで読みながら、
- 「ヒアリングって本当に大事なんだな…」
- 「でも、実際のセッションでどんな質問をしたらいいのか分からない」
と感じているのではないでしょうか。
そこでDay3では、今日からそのまま使える「質問テンプレート」をご紹介します。
ただ単に例文を並べるのではなく、
- 状況・事実を把握する質問
- 感情や本音を引き出す質問
- 理想やゴールを明確にする質問
- 行動や現実につなげる質問
といったカテゴリに分けてお渡しします。
すべてを完璧に覚える必要はありません。
まずは「自分が使いやすいもの」から数個選んで、手元のカンペとして置いておくところから始めてみてください。
目次
1. ヒアリング質問テンプレがあると何が変わるのか
「テンプレに頼るのは、なんだか不自然な気がする…」
そう感じる方もいるかもしれません。
ですが実際には、質問テンプレがあるからこそ、目の前の人に集中できるようになります。
なぜなら、
- 「次に何を聴こう」と頭の中で考え続けなくてよくなる
- 焦ったときに戻れる「基本形」があることで、安心して話を聴ける
- セッションや講座の質を、ある程度「再現性のあるもの」にできる
からです。
テンプレは「台本」ではなく「ガイドライン」です。
必ずしも順番通りに読まなくて大丈夫。
クライアントの状態に合わせて、必要な質問だけを選んで使うイメージでいてください。
2. 基本の流れ:オープン質問→深掘り→要約確認
質問テンプレを使う前提として、ヒアリングの基本の流れを押さえておきましょう。
シンプルにまとめると、次の3ステップです。
【ヒアリングの基本3ステップ】
- オープン質問:「はい/いいえ」で終わらない問いかけで、全体像を出してもらう
- 深掘り質問:気になった部分を、具体的なエピソードや感情レベルまで掘り下げる
- 要約確認:「つまりこういう理解で合っていますか?」と講師側がまとめて確認する
今回ご紹介する質問テンプレも、この3ステップを意識して選んでいます。
それでは、カテゴリ別の質問例を見ていきましょう。
3. 状況・事実を把握する質問テンプレ
まずは、クライアントや受講生の「今の状態」を知るための質問です。
ここがあいまいなままだと、その後のアドバイスやワークがズレやすくなります。
【状況・事実を把握する質問(例)】
- 今、一番気になっていること・困っていることは何ですか?
- その状態は、どれくらい前から続いていますか?
- これまでに、ご自身なりにどんなことを試してきましたか?
- 普段の1日の流れ(仕事・家事・対人関係など)を、ざっくり教えていただけますか?
- 今回のセッション(または講座)を受けようと思った、一番のきっかけは何でしょうか?
ポイントは、「評価」や「ジャッジ」を一切入れずに、
事実を淡々と聞き取ることです。
4. 感情・本音を引き出す質問テンプレ
スピ系のセッションや講座では、「感情の扱い方」がとても重要です。
ここでは、クライアントの内側にある本音に、そっと近づいていくための質問を集めました。
【感情・本音を引き出す質問(例)】
- その出来事があったとき、どんな気持ちになりましたか?
- 今、その状況を思い出すと、体のどこにどんな感覚がありますか?
- 本当は、どんなふうにしてほしかった・言ってほしかったと思いますか?
- 周りの人には言えていないけれど、心の中ではどんな言葉が浮かんでいますか?
- 「こう感じる自分」を、どこかで責めている部分はありますか?
感情を聴くときは、沈黙を怖がらないことが大切です。
クライアントが言葉を探している時間も、癒しのプロセスの一部だとイメージしてみてください。
5. 理想・ゴールを明確にする質問テンプレ
ネガティブな状況だけを聴いていると、セッションや講座のエネルギーが重くなりがちです。
途中のどこかで、「どうなりたいのか」という未来に意識を向ける質問を入れていきましょう。
【理想・ゴールを明確にする質問(例)】
- もし今のモヤモヤがすっきり解消していたとしたら、どんな毎日になっていると思いますか?
- 半年後・1年後、「こうなっていたら嬉しいな」と思う状態を、自由に描いてみてください。
- その未来のあなたは、どんな表情で、誰と、どんな時間を過ごしていそうですか?
- 今回のセッション(または講座)で、「最低限ここまでは変わっていたい」と思うラインはどこでしょう?
- 「これは嫌だ」というNGラインではなく、「ここまでは行きたい」というOKラインを教えてください。
理想像がふわっとしている場合は、
「もっと」「いい感じ」ではなく、具体的な場面や行動レベルまでイメージしてもらえるようにサポートします。
6. 行動・現実につなげる質問テンプレ
スピリチュアルな学びを、現実の変化へとつなげていくためには、
セッションや講座の最後に、「一歩目の行動」を一緒に決めてあげることが有効です。
【行動・現実につなげる質問(例)】
- 今日の話の中で、「これだけはやってみたい」と感じたことは何ですか?
- それを、いつ・どのタイミングで・どのくらいの時間でやってみましょうか?
- 実際にやってみるとしたら、どんな不安や引っかかりが浮かびそうですか?
- その不安を少し軽くするために、今ここでできる工夫はありますか?
- 次にお会いするとき、どんな報告ができていたら「がんばった」と感じられそうですか?
ポイントは、「大きな変化」ではなく、「明日から実際にできそうな小さな一歩」を一緒に探すことです。
7. セッションでの使い方の例(ミニケース)
ここまでで20個の質問テンプレを見てきましたが、
実際のセッションではどのように組み合わせて使うのでしょうか。
簡単なケースでイメージしてみましょう。
7-1. ケース:仕事の人間関係に悩むクライアント
例えば、「職場の人間関係でモヤモヤしています」と相談に来られた場合。
- 状況・事実:質問1〜5(状況カテゴリ)から2〜3個
- 感情・本音:質問6〜10(感情カテゴリ)から2〜3個
- 理想・ゴール:質問11〜15(理想カテゴリ)から1〜2個
- 行動・現実:質問16〜20(行動カテゴリ)から1〜2個
というイメージで、合計で6〜8個程度の質問を組み合わせていきます。
7-2. 会話の流れの一例
たとえば、こんな流れが考えられます。
- 「今、一番気になっていること・困っていることは何ですか?」
- 「その状態は、どれくらい前から続いていますか?」
- 「その出来事があったとき、どんな気持ちになりましたか?」
- 「本当は、どんなふうにしてほしかった・言ってほしかったと思いますか?」
- 「もし今のモヤモヤがすっきり解消していたとしたら、どんな毎日になっていると思いますか?」
- 「今日の話の中で、『これだけはやってみたい』と感じたことは何ですか?」
そして最後に、講師側がこう要約します。
・仕事の人間関係の中でも、特に〇〇さんとの関わりがしんどい
・本当は、△△のように接してもらえたら安心できる
・理想は、仕事の時間も含めて、もう少し心が軽い毎日にしていきたい
というあたりが、今一番大きなテーマになっている感じでしょうか?」
「この理解で合っていますか?」
こうした要約確認までセットで行うことで、
クライアントは「ちゃんと話を聴いてもらえた」「分かってもらえた」という安心感を得やすくなります。
8. 自分用にカスタマイズするためのポイント
ここまでの質問テンプレは、あくまで「共通で使いやすい基本形」です。
実際には、あなたの講座のテーマやスタイルに合わせて、言い回しや順番をアレンジする必要があります。
【カスタマイズのポイント】
- 自分が普段使っている言葉に置き換える(例:「モヤモヤ」→「違和感」「ザワザワ」など)
- クライアントのレベルに合わせて、スピ用語を減らす・増やす
- 1回のセッションで使う質問は「最大8個まで」などと上限を決める
- オンラインか対面かで、質問の順番や深さを調整する
- 実際に使ってみて、「しっくりこない質問」はどんどん手放す
大切なのは、「完璧な質問セット」ではなく、「使いながら育てていく質問セット」という感覚です。
9. あなた専用の質問セットを整えたい方へ(LINE無料相談)
ここまで読んで、
- 自分の講座やセッションに合う質問だけを選びたい
- どの順番で使えばいいか、具体的に組み立ててほしい
- 自分のキャラクターに合った言い回しに変えてほしい
と感じているようであれば、
それは「テンプレを自分のものにしていく段階」に入っているサインです。
もしよければ、現在提供している講座・セッションの内容と、
「よく出てくるお悩みのパターン」を、簡単な箇条書きで構いませんのでLINEで送ってください。
その情報をもとに、
あなたのスタイルやターゲットに合った「おすすめ質問セット」を、無料で提案させていただきます。
よくある質問(FAQ)
Q. 質問をしすぎて、尋問のようにならないか心配です。
A. 質問の数よりも、「相手の答えをどれだけ味わって聴いているか」が大切です。
1つの質問に対して、うなずきや共感、短いフィードバックを返しながら、ゆっくり進めていきましょう。
不安であれば、1回のセッションで使う質問数を「最大5〜6個まで」と決めてしまうのも一つの方法です。
Q. クライアントがあまり話してくれない場合はどうしたらいいですか?
A. その場合は、質問自体が難しすぎるか、深すぎる可能性があります。
もう少し答えやすい質問(例:「昨日はどんな1日でしたか?」)から始め、少しずつ深いテーマに近づいていくとスムーズです。
実際のやり取りの流れをLINEで送っていただければ、どこでつまずいているか一緒に見ていくことも可能です。
Q. オンラインのグループ講座でも、この質問テンプレは使えますか?
A. はい、使えます。
グループの場合は、全員に同じ質問を投げかけてから、数名にシェアしてもらう形にすると、場の一体感も生まれやすくなります。
時間配分の関係で全員に話してもらえない場合は、アンケートフォームと組み合わせるのもおすすめです。
Q. 自分の言葉で質問しようとすると、どうしても長くなってしまいます。
A. まずはテンプレの質問を「そのまま読む」ことから始めてOKです。
慣れてきたら、1〜2語だけ自分の言葉に変えてみる、という小さなステップでアレンジしていきましょう。
実際に使っている質問文をLINEで送ってもらえれば、「短く・伝わりやすく」するための添削も無料で行えます。
実際のセッションでのやり取りや、現在使っている質問集を見てほしい方は、
スクリーンショットやメモの写真でも構いませんので、LINEから送ってください。