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値上げ・継続提案が怖くなくなる|スピ系女性講師のための改善プロトコル

値上げ・継続提案が怖くなくなる|スピ系女性講師のための改善プロトコルDay4

はじめに

Day1〜Day3で、「お金に反応する引き金」を見つけて、 メニューを整え、進め方テンプレで提供を安定させてきました。

ここまでできると、次に出てくるのが 「値上げしたいけど怖い」「継続の提案をすると嫌われそう」という壁です。 まじめで優しい人ほど、この壁で止まります。

でも、値上げや継続提案が怖いのは、 お金が悪いからではなく、関係が壊れる想像が先に立つからです。

今日は、その想像に振り回されないように、 伝え方の型と、メニューを良くしていくための改善の見方を作ります。

今日のゴール: 値上げ・継続提案を「お願い」ではなく「案内」として、落ち着いて伝えられるようになること。

ポイント:関係を守る言い方 ポイント:値上げの正当化ではなく“整理” ポイント:改善の迷いを減らす


目次


値上げ・継続提案が怖い本当の理由

値上げや継続提案が怖いとき、心の中ではこんな“予想”が走っています。

  • 「お金の話をしたら嫌われる」
  • 「今のお客様が離れる」
  • 「がっかりされる」
  • 「お金目的だと思われる」

ここで大事なのは、これが事実ではなく予想だということです。 Day1でやったのと同じです。

確認:「離れる人がいるかも」は起こりうる。でも「必ず離れる」は事実ではありません。
予想と事実を分けるだけで、伝え方は落ち着きやすくなります。

もうひとつ、怖さの原因があります。それは、あなたが 自分の中で値上げの理由が整理できていないときです。

整理できていないと、説明が長くなり、言い訳っぽくなり、 その空気を自分が一番感じてしまいます。 だから今日は、まず理由を「短く」整理します。


先に決める:値上げは「相手のため」か「自分のため」か

値上げには、きれいごとではなく、現実として理由があります。 でも、伝える前に“どっちが中心か”を決めると、言葉がぶれません。

値上げ理由の2種類

  • A:相手のため(提供の質が上がる)
    例:サポートが増える/時間を確保できる/内容が整理される
  • B:自分のため(継続するための土台)
    例:生活を安定させる/無理を減らす/燃え尽きを防ぐ

どちらも悪くありません。むしろBが整っていないと、 優しさで削りすぎて、結果的に提供が続かなくなります。 それは相手にとっても不安です。

考え方:あなたが続くことは、相手の安心です。
値上げは「欲張り」ではなく、「続けるための整え」でもあります。

ここで、あなたの値上げ理由を短く作ってみます。

短い理由の型

  • A中心:「より安定してサポートするために、内容と時間を整えました」
  • B中心:「無理なく継続して提供するために、枠を見直しました」

これくらい短くてOKです。長い説明は不要です。


関係を壊さない値上げの伝え方(型)

値上げの連絡は、文章でも口頭でも、 3つの要素が入っていれば落ち着いて伝えられます。

要素 入れる内容 ポイント
① 事実 いつから/何が変わるか 短く、淡々と
② 理由 短い理由(AかB) 言い訳しない
③ 選べる余白 必要な人が選べる形 押し売りにしない

値上げ告知テンプレ(文章)

テンプレ(コピーして使ってOK)

「【お知らせ】◯月◯日より、◯◯メニューの料金を◯◯円に変更します。
理由は、(短い理由)ためです。
必要な方に、安定して届けるために整えました。ご不明点があれば気軽に聞いてください。」

既存のお客様への伝え方(やさしい配慮)

既存のお客様がいる場合、配慮を入れると安心されやすいです。 ただし、過剰に謝る必要はありません。

配慮の入れ方(例)

  • 「いつも受け取ってくださってありがとうございます」
  • 「今後も安定して提供するための見直しです」
  • 「(必要なら)◯月◯日までは現行価格でご案内します」
注意:「本当は上げたくないけど…」は言わない方がラクです。
自分の中で葛藤を増やし、相手にも不安を渡してしまいます。

口頭で伝えるときの短い型

「◯月から料金が◯◯円になります。
より安定してサポートするために、枠を整えました。
もし気になることがあれば、何でも聞いてくださいね。」

“言い切る”ことは冷たさではありません。 相手が判断しやすくなる優しさでもあります。


継続提案がラクになる「次の一歩」案内の型

継続提案が苦しい人は、「売る」感じが嫌で止まります。 そこで発想を変えて、継続提案を次の一歩の案内にします。

ポイント:継続提案は「買ってください」ではなく、
「このまま進むなら、次はこの形が合います」という道案内です。

次の一歩案内の3ステップ

  1. 今の状態を確認:「今、◯◯が見えてきましたね」
  2. 次に必要なこと:「次は◯◯を育てる段階です」
  3. 選択肢を提示:「そのために、A(単発)かB(継続)があります」

単発→継続に自然につなぐ言い方(例)

「今日のセッションで、◯◯がはっきりしましたね。
ここから先は、“分かった”を“できる”に変える時期です。
もし一緒に進めるなら、3ヶ月の継続で整えていく形が合いそうです。
もちろん、必要なければ単発で様子を見るのもOKです。」

継続中の方に、次の継続を案内する言い方(例)

「この期間で、◯◯が安定してきましたね。すごく良い流れです。
次は、◯◯を“自分のもの”にする段階に入ります。
もう少し一緒に進めるなら、次の3ヶ月で仕上げていくのが合いそうです。
続ける/一区切り、どちらが今のあなたに合うか、一緒に確認しましょう。」

ここで大事なのは「選べる余白」です。
余白があると、あなたも相手も安心して話せます。


改善プロトコル:何を見て、何を直す?(迷わない3点)

メニューを改善するとき、「どこを直せばいいのか分からない」と迷うと、 不安が増えて、価格への抵抗も戻りやすくなります。

だから改善は、むずかしく考えず、次の3点を見るだけでOKです。

迷わない3点

① 入口が決まっているか ② 変化が言葉になっているか ③ 次の一歩が残っているか

① 入口が決まっているか(最初の5分)

入口が決まっていないと、セッションが広がりすぎます。 広がりすぎると、あなたは「足りない」と感じやすくなります。

チェック:最初に「今日のゴール」を言えている?
言えていないなら、Day3の①入口を短く固定します。

② 変化が言葉になっているか(メニュー説明)

変化があいまいだと、相手もあなたも「何を受け取ったのか」が分かりにくくなります。 すると、対価の罪悪感が出やすくなります。

変化の言い方の例

  • 「本音が分かる」
  • 「迷いが減る」
  • 「選べるようになる」
  • 「不安を戻せる」

③ 次の一歩が残っているか(行動が1つある)

次の一歩がないと、「良い話だった」で終わりやすいです。 でも、行動が1つ残ると、相手は現実で変化を感じやすくなります。

チェック:セッションの最後に「今週やること」が1つ決まっている?
決まっていないなら、Day3の④次の一歩を固定します。

改善は、派手な変更よりも、入口・変化・次の一歩の「基本」を整えるほど効果があります。 ここが整うほど、あなたは落ち着いて対価を受け取れます。


今日のワーク:あなたの言葉で“案内文”を作る

今日は、値上げか継続提案のどちらか(または両方)について、 あなたの言葉で“案内文”を作ります。 完璧な文章じゃなくてOK。短くて十分です。

ワーク①:値上げの案内文(必要な人だけ)

コピーして埋めてOK

「【お知らせ】__月__日より、__(メニュー名)の料金を__円に変更します。
理由は、__(短い理由:A or B)ためです。
必要な方に、安定して届けるために整えました。気になることがあれば気軽に聞いてください。」

ワーク②:継続提案の一言(セッション終わり用)

コピーして埋めてOK

「今日、__(今の状態)が見えてきましたね。
次は__(次に必要なこと)を育てる段階です。
もし一緒に進めるなら、__(継続メニュー)で整える形が合いそうです。
もちろん、必要なければ単発で様子を見るのもOKです。」

ワーク③:改善の3点チェック(○×でOK)

  • 入口で「今日のゴール」を言えている(○/×)
  • メニューの「変化」を一言で言える(○/×)
  • 最後に「次の一歩」が1つ決まる(○/×)

×がついたところが、あなたがダメな場所ではなく、伸びしろです。
ここを整えるほど、値上げや継続提案は自然になります。


明日(Day5)の予告:よくある失敗と、長く続く形の作り方

Day5では、ここまでの内容をまとめながら、 お金のブロックが戻ってしまう「よくある失敗」を整理します。

そして最後に、あなたが長く続けられるように、 価格・提供・発信・相談導線をひとつにまとめる「統合」を行います。

明日は、“いちいち対価を気にしなくなる”ための仕上げです。

LINEで相談したい方へ(値上げ・継続提案の言葉を整えます)

値上げや継続提案が怖いとき、多くの場合は 「理由の整理」と「短い型」があれば落ち着いて伝えられます。

よかったらLINEで、今のメニュー名と、悩んでいることを一言送ってください。
(例:「値上げの文章が作れない」「継続を言い出すと罪悪感が出る」)

LINEで相談する

※文章が苦手でも大丈夫です。あなたの言葉に合わせて短く整えます。


よくある質問

Q1. 値上げすると、お客様が離れそうで怖いです

離れる可能性がゼロとは言えません。でも、値上げをきっかけに 「必要な人に届く形」に整うことも多いです。 まずは理由を短く整理し、淡々と事実を伝える型で進めてみてください。

Q2. 既存のお客様だけ据え置きにした方がいいですか?

それがあなたの心が落ち着くなら、一定期間の据え置きは有効です。 ただ、据え置きが長すぎると、あなたの中で二重基準になり、負担が増えることもあります。 “いつまで”を決めるのがおすすめです。

Q3. 継続提案をすると、押し売りだと思われませんか?

「選べる余白」があれば、押し売りになりにくいです。 道案内として、A(単発)とB(継続)の選択肢を出す形にしてみてください。

Q4. 改善したいけど、どこから手をつければいいですか?

まずは「入口・変化・次の一歩」の3点です。 派手なリニューアルより、この基本を整えるほど成果が出やすいです。


まとめ

値上げや継続提案が怖いのは、お金の問題というより、 「関係が壊れる想像」に心が引っ張られるからです。

今日は、値上げの理由を短く整理し、事実→理由→選べる余白の型で伝える方法を学びました。 継続提案も「売る」ではなく「次の一歩の案内」にすることで、自然に言えるようになります。

また、改善は入口・変化・次の一歩の3点を見るだけで迷いが減ります。 ここが整うほど、あなたは落ち着いて対価を受け取れるようになります。

明日(Day5)は、よくある失敗を避けつつ、長く続く形に統合して仕上げます。

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