
夢や目標は「書く」だけで止まっていませんか?叶えやすくする準備の話(Day1)
「夢や目標は紙に書くと叶う」——一度は聞いたことがあるはずです。実際、書くことはとても良い始め方です。 でも、書いたのに何も変わらない、逆に焦る、気持ちがついてこない人もいます。
ここで大事なのは、あなたの力が足りないのではなく、“書く”の次の手順が抜けているだけ、という可能性です。 このシリーズでは、スピ系の学びを大切にしながらも、地に足のついた方法で「目標を現実に近づける」流れを作っていきます。 Day1は、まずなぜ“書くだけ”で止まりやすいのか、そして叶えやすくする土台を一緒に整えます。
目次
「書けば叶う」が合う人・合わない人
「書けば叶う」という言葉は、半分は本当です。書くことで、ぼんやりした願いが言葉になり、行動の方向が決まります。 そして、日々の選択が少しずつ変わっていきます。
ただし、合わない人もいます。たとえば、こんな状態です。
- 頭では「やりたい」と思うのに、身体が重い
- 書くほどに「無理かも」が強くなる
- 過去の失敗が思い出されて、気持ちが冷える
- 目標が“本音”ではなく、“理想の自分”のものになっている
30代以降は、経験が増えた分、現実をよく知っています。だからこそ、ただ書いただけだと 心の中のブレーキが同時に動きやすいのです。ここを丁寧に扱うことが、現実化のスタートになります。
書いて終わるときに起きている3つのこと
1)“紙の上”と“日常”がつながっていない
目標がノートの中だけにあると、日常の予定や行動に入り込めません。 すると、現実は今まで通りに流れ、ノートは「理想の置き場」で止まります。
2)言葉はあるのに、映像がない(または薄い)
人は、言葉だけよりも、映像や場面があると動きやすくなります。 「講座を開く」と書いても、どこで、誰と、どんな表情で、何を話しているかが浮かばないと、 行動の一歩目が出にくくなります。
3)心情が置いてきぼりになる
書いた瞬間は前向きでも、いざ動くと不安が出ます。これは自然なことです。 問題は、不安を無視して「ポジティブでいなきゃ」と押し込めること。 押し込めた不安は、行動の直前に強くなり、止まる原因になります。
大事な考え方
目標は「正しい言葉」を書くことより、日常に接続できる形に整えることが先です。 そのために、Day1では“叶う準備”を作ります。
Day1の結論:まずは“叶う準備”を作る
今日の結論はシンプルです。書くに加えて、次の3つを足します。
| 足すこと | ねらい | コツ |
|---|---|---|
| 書いて見る | 視界に入れて、日常とつなぐ | 毎日1回、10秒でOK |
| 声で言い聞かせる | 言葉を身体側に通す | 小さな声で十分。朝か夜に |
| 心情・状況までイメージ | 行動の一歩目が出やすくなる | 嬉しさだけでなく緊張も想定する |
これは「気合い」ではなく、脳と心が動きやすい形に整える作業です。 スピ系の学びを大切にしている方ほど、エネルギーの話だけでなく、 「現実の動かし方」もセットにしていくと強くなります。
ワーク:書く→見る→声→心情まで(10分)
ここからは、今日の“無料テンプレ”として使える形でワークを置きます。 印刷しても、ノートに写してもOKです。大事なのは「一回やってみること」です。
ステップ1:目標を1つだけ書く(2分)
※大きすぎる目標より、まずは「3か月以内に動かせるもの」がおすすめです。
【目標(1つだけ)】
例:3か月以内に体験セッションを5名に届ける
【理由(短く)】
例:本当に必要な人に、私の言葉を届けたいから
【“最初の一歩”】
例:今週中に体験セッションの案内文を作る
ステップ2:「見る」場所を決める(2分)
- スマホのメモの先頭に固定
- 手帳の1ページ目
- 鏡の横(付せんでもOK)
「見える」ことで、日常の選択が少しずつ寄っていきます。毎日完璧にやる必要はありません。 見た回数が増えるほど、自然に行動が出やすくなります。
ステップ3:声に出して言う(3分)
下の文章を、あなたの言葉に変えて、静かに読み上げてください。
私は、(目標)を進めています。
今の私は、できることから一つずつ選べます。
不安が出ても大丈夫。私は前に進む方法を知っています。
今日の一歩は、(最初の一歩)です。
ステップ4:心情と状況を一場面だけイメージ(3分)
目標達成の“ゴール映像”を長く作らなくてOKです。一場面だけで十分です。 たとえば「体験セッションの最初の3分」の場面。
- 場所:どこで話している?(自宅、サロン、Zoomなど)
- 相手:どんな表情?どんな悩みを持っている?
- あなた:最初は少し緊張してもいい。最後はどんな気持ち?
- 終わった後:どんな言葉を交わしている?
今日のチェック(3つできたら合格)
- 目標を1つだけ書いた
- 見る場所を決めた
- 声で言った/一場面をイメージした
明日(Day2)の予告
Day1で土台を作ったら、次は「その目標は誰のため?何を変えるため?」をはっきりさせます。 スピ系講師の方ほど、「やさしさ」が強いので、目標がふわっとしやすい面があります。 Day2では、難しい言葉は使わずに、迷いが減る目標の形に整えます。
よくある質問
Q. 目標を書くと、逆に焦って苦しくなります。
よくあります。書いた瞬間に「できていない自分」が目立つからです。 その場合は、Day1のステップ4のように「一場面だけ」をイメージし、最後に “最初の一歩”を小さくしてください。焦りは「大きすぎる一歩」のサインのことが多いです。
Q. 声に出すのが恥ずかしくてできません。
小さな声で十分です。口を動かすだけでもOK。 大事なのは「脳内の言葉」だけで終わらせず、身体側に通すことです。
Q. イメージがうまくできません。
映像がはっきりしなくても大丈夫です。「場所」「相手」「あなたの気持ち」を言葉で説明できればOK。 まずは“説明”から始めて、慣れてきたら少しずつ場面が浮かびやすくなります。
Q. 目標がいくつもあって1つに絞れません。
Day1は「練習」なので、1つだけ選びましょう。 迷ったら「3か月以内に動かせるもの」を優先してください。Day2で整理の方法も扱います。
まとめ
「書けば叶う」は入口としてはとても良い一方で、書くだけだと止まってしまう人もいます。 それはあなたの才能や努力の問題ではなく、日常に接続する手順が抜けていただけかもしれません。
今日やったのは、書く→見る→声→心情と状況までイメージという、叶えやすくする土台づくり。 まずは完璧を狙わず、10分ワークを一回やってみてください。 明日(Day2)では、目標がブレない形に整えて、迷いを減らしていきます。