
自分を許すということ:スピ系女性講師が“自責”を手放し、信頼を取り戻す最初の一歩
うまくいかなかった出来事があると、つい自分を責め続けてしまう。
講師として人を導く立場だと、「私が整っていないとダメ」「もっとできたはず」と、さらに厳しくなりやすいです。
でも、自分を責めても、現実が急によくなるわけではありません。むしろ心が縮こまり、言葉が出にくくなり、発信やセッションの質も落ちやすくなります。
この記事(Day1)では、「自分を許す」とは何かを、難しい言葉を使わずに整理します。
“許す”を正しく理解すると、心が軽くなるだけでなく、講師としての信頼感も戻ってきます。
「自分を許す」って、結局どういうこと?
「許す」と聞くと、“間違いをなかったことにする”ように感じる人がいます。
でも、ここでいう自分を許すは、そうではありません。
自分を許すとは、ひとことで言うと——
「起きたことを認めた上で、自分への攻撃をやめること」です。
- 反省はしていい
- 改善もしていい
- 謝る必要があれば謝っていい
そのうえで、自分を傷つけ続けるのを終わらせる。これが「許す」です。
例えるなら、転んだ人に必要なのは「起き上がること」です。
なのに自分を責め続けるのは、転んだ人を地面に押さえつけているようなもの。
それをやめて、立ち上がれる状態に戻す。これが許すということです。
許せないのは「弱いから」ではない
自分を許せない人は、弱いのではありません。むしろまじめで責任感が強い人が多いです。
特に講師業は、お客様の人生に関わることもあります。だからこそ、
- 「私が変なことを言っていないか」
- 「相手を傷つけていないか」
- 「結果につながっているか」
と、いつも気を張りやすい。これはプロ意識でもあります。
ただ、そのプロ意識が「自分への厳しさ」に傾くと、自責が止まらない状態になります。
自責は、最初は「良くなりたい」の表れです。
でも、行き過ぎると「自分を守る」どころか「自分を壊す」方向に進んでしまいます。
スピ系講師ほど自責が強くなる3つの理由
スピ系講師の方は、心やエネルギーに敏感なぶん、自分に矢印が向きやすい傾向があります。 よくある理由を3つに整理します。
1)「整っている私でいないといけない」という思い
講師は“見本”のように見られやすいです。
その結果、「いつも穏やかで、ブレない私でいないと」と思ってしまう。
でも人は生きている限り、波があります。
波があるのは失格ではなく、自然なことです。
2)目に見えない領域を扱うから、答えが1つに決まりにくい
スピリチュアルや心のテーマは、数学みたいに正解が1つではありません。
そのぶん、「あの言い方でよかったのかな」「別の伝え方があったかも」と迷いやすい。
迷いが出るのは、真剣だからこそです。
ただ、迷いが“攻撃”に変わるとつらくなります。
3)お客様の変化を“自分の責任100%”だと感じやすい
お客様が変化しないと、「私の力が足りない」と思ってしまう。
でも実際には、変化は講師の関わり+お客様の選択+タイミングで起きます。
すべてを自分の責任にしてしまうと、重すぎて続きません。
長く活動するほど、「背負いすぎない技術」が必要になります。
自分を許すと、何が変わる?
自分を許すと、いきなり悟ったような人になるわけではありません。
ただ、現実的に日常の質が変わります。
- 言葉がやさしくなる(自分にも相手にも)
- 発信が止まりにくくなる(怖さが減る)
- セッションで焦りにくくなる(“証明”をしなくてよくなる)
- 学びが「罰」じゃなくなる(改善が楽になる)
一番大きいのは、「自分を責める時間」が減ることです。
その分、目の前のお客様や、家族や、自分の体に意識を向けられるようになります。
今日からできる小さな実践:まず“責め言葉”を止める
自分を許すのは、心の中の話に見えますが、実は言葉から入るのが早いです。
ステップ1:「自分を責める口癖」を3つ書き出す
たとえばこんな口癖が出ていませんか?
- 「私ってダメだな」
- 「なんでできないの」
- 「ちゃんとしなきゃ」
ステップ2:責め言葉を“事実の言葉”に言い換える
責め言葉は、心を縮めます。
そこで、評価を抜いて事実だけにします。
| 責め言葉 | 事実の言葉(言い換え例) |
|---|---|
| 私ってダメだな | 今日は思った通りに進まなかった |
| なんでできないの | 今のやり方だと難しい。別の方法を探そう |
| ちゃんとしなきゃ | 大事にしたい。何を優先するか決めよう |
ステップ3:最後に一言だけ“味方の言葉”を足す
事実に直したら、最後に短く味方をします。
- 「それでも、私はよくやってる」
- 「ここから整えればいい」
- 「大丈夫。落ち着こう」
大げさにポジティブになる必要はありません。
責めるのを止めて、戻ってくる。それで十分です。
潜在意識(無意識)を整える=普段の生活をコントロールすること
「潜在意識を整える」と聞くと、特別なワークを想像するかもしれません。
でも、実際はもっと日常的です。
潜在意識(無意識)を整えることは、普段からの生活をコントロールすること。
たとえば、口癖・行動・言動は、毎日の積み重ねで“当たり前”になります。
だからこそ、今日の提案はシンプルです。
「口癖や行動、言動の見直し」をしてみてください。
- 朝いちばんにスマホで不安を増やしていないか
- 疲れているのに無理に返信していないか
- 「急がなきゃ」を口にしていないか
小さな生活の調整は、心の土台を整えます。
土台が整うと、「許す」も現実の動きとして進みやすくなります。
まとめ+要約
まとめ
自分を許すとは、「起きたことを認めた上で、自分への攻撃をやめること」です。
許すことは甘やかしではなく、立ち上がるための回復です。
スピ系講師ほど、責任感や繊細さから自責が強くなりやすいですが、背負いすぎると活動が続きません。
まずは「責め言葉」をやめて、「事実の言葉」へ言い換える。これだけでも心の負担が減り、発信やセッションの質が戻ってきます。
そして、潜在意識(無意識)を整えることは、特別なことではなく、普段の生活をコントロールすること。
口癖や行動、言動の見直しから始めてみてください。
要約
- 自分を許す=起きたことを認め、自分への攻撃をやめること
- 許せないのは弱さではなく、責任感が強いから起きやすい
- スピ系講師は「整っていなければ」「責任100%」で自責が強まりやすい
- 最初の実践は「責め言葉→事実の言葉→味方の一言」
- 潜在意識を整える=生活の口癖・行動・言動を見直すこと
よくある質問(FAQ)
- Q1. 自分を許すと、成長が止まりませんか?
-
止まりません。むしろ逆です。
自分を責めていると、怖くて挑戦できなくなります。許すのは「挑戦できる状態に戻す」ことなので、成長が進みやすくなります。 - Q2. どうしても罪悪感が消えません。
-
罪悪感が強いときは、「消そう」とするほど張りつきます。
まずは罪悪感があるままでもいいので、責め言葉を止めて、事実の言葉に戻す練習をしてください。少しずつ、感情の波が小さくなります。 - Q3. 講師として失敗したらどう向き合えばいいですか?
-
失敗したと感じたら、(1)事実整理 → (2)必要な対応 → (3)次の改善、の順番がおすすめです。
その途中で「私は失格だ」と決めつけないことが大切です。失敗は“やり方の課題”であって、“あなたの価値”そのものではありません。 - Q4. 自分を許すと、人に甘くなってしまいそうです。
-
自分を許すことは、基準を下げることではありません。
“攻撃”をやめるだけです。基準は持ったまま、落ち着いて改善できるようになります。