
パワースポットは「自分だけ得したい」で行くと危ない:まず知っておくべき前提(Day1)
パワースポットに行くとき、心のどこかで
「いいことが起きますように」「運を上げたい」
そう思うのは自然なことです。
ただ、ここで大事な線があります。
「自分だけが利益を得よう」という気持ちが強くなると、
かえって、とんだ失敗につながることがある。
これは知っておくべき前提です。
この5日シリーズでは、「パワースポットとの向き合い方」を講師目線で整理します。
怖がらせるためではなく、安全に、まじめに、現実も大事にしながら扱うためです。
Day1はまず、「なぜ“自分だけ得したい”が危ないのか」をわかりやすくほどきます。
目次
「自分だけ得したい」が強いと何が起きる?
ここでいう「得したい」は、単なる願いごとではありません。
たとえば、次のような状態です。
- 人の気持ちや場のルールより、自分の願いを優先する
- 感謝よりも「もっとくれ」が先に立つ
- うまくいかないと、場所や誰かのせいにする
- “何かを奪う”ような気持ちで行ってしまう
この状態で行くと、何が起きるか。
よくあるのは、次の3つです。
1)行ったあとに、心が荒れる
行く前より落ち着かない。イライラする。不安が増える。
こういう人は少なくありません。
これは「場所が悪い」というより、心の向きが荒いまま刺激を受けた可能性が高いです。
2)人間関係が乱れる
“自分だけ得したい”が強いと、周りにもその空気が出ます。
同行者と揉めたり、家族と不和が増えたり、仕事でトラブルが出たり。
現実面で崩れやすくなります。
3)依存が強くなる
「ここに行けば何とかなる」と思ってしまうと、行動が止まります。
行動が止まると、現実は変わりません。
するとまた不安になり、「次はもっと強い場所へ」と探し始めます。
これは、講師として注意して見たい流れです。
パワースポットは、あなたを“救ってくれる道具”ではなく、
自分を整えるきっかけとして扱うほうが安全です。
パワースポットを「道具」にするとズレる
パワースポットを「叶える装置」「運を奪う場所」みたいに扱うと、ズレます。
ここでいうズレは、宗教の話ではなく、もっと日常的な話です。
たとえば、良い場所=自分を整える努力をしなくていい、になってしまう。
でも実際は、整うのは「行ったから」ではなく、行ったあとにどう生きるかです。
もしあなたが講師として伝えるなら、こういう言い方が現実的です。
パワースポットは、何かを“もらう場所”というより、
自分の姿勢を見直して、現実を整えるきっかけをもらう場所です。
つまり、パワースポットは「最後の魔法」ではなく、スタートの合図。
ここがズレると、失敗しやすくなります。
失敗しやすい人に共通する3つのパターン
失敗しやすい人は、“性格が悪い”わけではありません。
ただ、パターンがあります。講師としては、ここを落ち着いて見ておくと安全です。
パターン1:焦りが強い(今すぐ変えたい)
焦りが強いと、判断が荒くなります。
「とにかく強い場所へ」「一発で変えたい」になりやすい。
すると、帰ってきたあとに現実が追いつかず、心が不安定になりやすいです。
パターン2:感謝がなく、要求が先に出る
感謝は綺麗ごとではなく、心を整える技術でもあります。
要求が先に出ると、心が常に足りない側に向きます。
「もっと、もっと」となり、満たされにくいです。
パターン3:現実を見ない(行動しない)
パワースポットに行っても、生活が乱れていたら整いにくいです。
睡眠、食事、人間関係、仕事の段取り。
ここを放置したままだと、結局、苦しさは戻ります。
講師として伝えたいのは、「行くな」ではなく、
行く前に整えることがあるということです。
講師として押さえたい“安全な前提”
ここからは、30代以降のスピ系女性講師として、受講生やクライアントに伝えるときの安全な前提です。
難しい言葉は使いません。大事なのは、次の4つです。
前提1:場所を尊重する(場のルールを守る)
ゴミを捨てない、騒がない、写真や立ち入りのルールを守る。
当たり前ですが、ここができないと“得したい”が顔を出します。
まずは敬意です。
前提2:願いは「奪う」より「整える」にする
「あの人より私が上に」みたいな願いは、心が荒れやすいです。
代わりに、「自分が整って、良い選択ができるように」と置き換える。
このほうが現実も動きやすいです。
前提3:行ったあとに、現実で一歩動く
行ったら終わりではなく、行ったあとが本番。
たとえば、次の一歩を小さく決めます。
- 部屋を1か所片付ける
- 1つだけ連絡を返す
- 早く寝る
- 約束を守る
前提4:怖がらせない(あおらない)
スピ界隈は、怖がらせてコントロールする言い方が出やすいです。
でも講師がやるべきなのは逆。
「整えれば大丈夫」「現実の手当ても大事」と落ち着かせることです。
「パワースポットの伝え方、どこまで言っていい?」
「受講生が依存っぽい方向に行きそうで不安」
そんなときは、状況を短く送ってください。安全に伝える言葉を一緒に整えます。
今日のワーク:自分の動機を整える
ワーク1:「得したい」を正直に書く
まずは否定しません。人間なので、多少はあります。
「どんな得を望んでいる?」を短く書いてみてください。
ワーク2:「整える」に置き換える
さっき書いた内容を、次の形に言い換えます。
「私は〇〇が整って、△△できるようになりますように」
ワーク3:行ったあとにする“一歩”を決める
「帰ったら何をする?」を1つだけ決めます。
小さいほどいいです。続くからです。
明日(Day2)は、「行く前に整えること」をさらに具体化します。
失敗しないための準備(心・体・現実)を、講師が教えやすい形にしていきます。
まとめ+要約
パワースポットに行く動機が「自分だけ得したい」に寄りすぎると、心が荒れたり、人間関係が乱れたり、依存が強くなるなどの失敗につながることがあります。 パワースポットは何かを奪う道具ではなく、自分を整えて現実を動かすきっかけとして扱うほうが安全です。 失敗しやすいパターンは、焦りが強い、感謝より要求が先、現実を見ず行動しない、の3つ。 講師としては、場所のルールを守る、願いを「奪う」より「整える」にする、行ったあとに現実で一歩動く、怖がらせない、という前提を伝えると安全です。 今日のワークでは、自分の動機を正直に見て「整える」に言い換え、行ったあとにする一歩を決めました。
よくある質問
Q1. 願いごとをしてはいけないんですか?
していいです。ただ、「奪う」方向(誰かを落とす、支配する)に寄ると心が荒れやすいです。
「自分が整って、良い選択ができるように」の形にすると、安全で現実にもつながりやすいです。
Q2. 行ったあとに疲れるのは悪いことですか?
一概に悪いとは言えません。人混みや移動で疲れることもあります。
ただ、イライラや不安が強く増える場合は、動機や生活の乱れ、刺激の受け方を見直すサインかもしれません。
Q3. クライアントにどこまで注意していいですか?
怖がらせたり、支配する言い方は避けてください。
「安全に整えるための前提」として、ルール・現実の手当て・一歩行動を伝えるのがまじめで効果的です。
Q4. 「得したい」と思う自分が嫌です
嫌う必要はありません。人間らしい反応です。
大事なのは、そこから「整える」に置き換えて、現実の一歩に戻すことです。
受講生やクライアントに伝える「安全な言い方」を整えたい方は、状況を短く送ってください。
あおらず、でも大事な前提が伝わる文章を一緒に作ります。