
どのエネルギーワークを選ぶ?シータヒーリング・レイキ・アクセスバーズ・ヒプノセラピーの選び方ガイド
選択のポイントは「目的・相性・実装しやすさ」です。
本記事(連載③)では、①シータヒーリングの基礎と②他手法との違いを踏まえ、実際にどれを選ぶかを体系化して解説します。
スピ系講師や、これから活動を始める方が、クライアントワークや自己成長に活かせる形で判断できるよう、チェックリストと事例、簡易フローを用意しました。
目次
1. 選定の3軸:目的・相性・実装しやすさ
エネルギーワークは、個人の状態・価値観・活動スタイルによって合う/合わないが分かれます。
ここでは最も迷いが少なくなる3つの軸を提示します。
① 目的(何を変えたいか)
- 信念の書き換え・思考癖の刷新 … シータヒーリング
- リラクゼーション・身体の調律 … レイキ
- 頭のクリアリング・軽やかさ … アクセスバーズ
- 過去体験の見直しと癒し … ヒプノセラピー
② 相性(感じやすさ・世界観)
- 内省や言語化が得意 → シータヒーリング/ヒプノセラピー
- 感覚優位・受容的 → レイキ/アクセスバーズ
- スピリチュアルな枠組みに馴染み → いずれも適合。特にシータ・レイキ
③ 実装しやすさ(学習・提供のしやすさ)
- 学びの段階性(基礎→応用の道筋) … シータヒーリング・レイキは構造が整備
- 対面/オンライン適合性 … いずれも可(提供者の設計次第)
- メニュー化のしやすさ … 目的別パッケージ化は全手法で可能
※ 本記事は教育目的の一般ガイドです。
医療的診断・治療を意図しません。
体調に不安がある場合は医療専門家への相談を優先してください。
2. 目的別の最適解(ケース別)
ケースA:同じ課題を繰り返す(人間関係・お金・自己価値)
根底にある前提やセルフイメージを更新したい場合はシータヒーリング。
信念ワークと感覚のダウンロードで、思考・感情・選択のパターンを丸ごと見直します。
ケースB:緊張が抜けにくい/眠りが浅い
まずは身体レベルの回復を優先し、レイキで自律神経を整える時間を確保。
深い休息が入ると、内省やワークの効果も受け取りやすくなります。
ケースC:頭の中が常にフル回転で整理できない
アクセスバーズで思考の余白を作り、不要な情報や思い込みを“軽く”するのが近道。
クリアになった後に、必要であればシータで信念レベルを扱います。
ケースD:ある出来事が心に刺さったまま
出来事の意味づけを丁寧に見直したいならヒプノセラピー。
過去のシーンを安全に再体験し、今の自分にとって最適な理解へと更新します。
3. 比較マトリクス(目安)
観点 | シータヒーリング | レイキ | アクセスバーズ | ヒプノセラピー |
---|---|---|---|---|
主対象 | 信念・感覚 | リラックス・調律 | 思考クリアリング | 過去体験の再解釈 |
学びやすさ | 中 | 易 | 易 | 中 |
効果の感じ方 | 内的変化(選択が変わる) | 身体的な寛ぎ | 思考の軽さ | 感情の統合感 |
提供メニュー化 | 目的別セッション設計がしやすい | リラクゼーション・セルフケアに強い | 短時間の体験メニューと相性◎ | 深掘り型のプログラム化に向く |
※ 上記は一般的な傾向の目安です。個人差があります。
4. 初回セッションの受け方フロー
- 目的を一文にする:「○○できる自分になりたい」
- 30〜60分の体験を予約:アクセスしやすい方法から試す
- 体感メモ:睡眠・気分・集中・人間関係などを1週間記録
- 再選定:体感に基づき、深掘り(シータ/ヒプノ)or 調律継続(レイキ/バーズ)を決定
5. 自己診断チェックリスト
- □ 思考グセ・自己イメージを刷新したい → シータヒーリング優先
- □ まず休息と回復が必要だ → レイキ優先
- □ 頭をスッキリさせたい → アクセスバーズ優先
- □ 特定の出来事を癒したい → ヒプノセラピー優先
- □ 提供メニューに落とし込みたい → 自分の強み×目的で組み合わせる
6. 事例:スピ系講師の導入プラン
事例1:個人セッションを軸にしたい
初回はアクセスバーズ(30分)→体感の言語化→シータヒーリング(60分)で信念を整える流れ。
体感→言語化→書き換えの三段構成で満足度を高めます。
事例2:グループ講座を展開したい
レイキでセルフケアと他者ケアの基本を教え、必要に応じてシータの感覚ダウンロードを取り入れる。
講座後のオンラインフォローで定着をサポート。
事例3:過去テーマの解放を掲げたい
安全設計を最優先し、ヒプノセラピーの準備・グラウンディング・統合ワークを丁寧に。
必要に応じてレイキで回復時間を確保。
7. よくある質問
Q. 複数を同時に学んでも良い?
A. 可能です。目的の重なりが少ない組み合わせ(例:レイキ+シータ、アクセスバーズ+シータ)だと相乗効果を得やすいでしょう。
Q. 効果を感じにくいときは?
A. 睡眠・食事・運動など生活基盤を整えると体感が戻ることがあります。
セッションの間隔を空け、変化の観測期間を1〜2週間設けるのも有効です。
Q. オンラインでも大丈夫?
A. 多くの手法がオンライン提供に対応します。
環境音の少ない場所を用意し、終了後に十分な休息を取りましょう。
8. 次の一歩(行動計画)
- 目的を明文化(1行)
- 体験セッションを1つ予約
- 体感を記録→必要なら別手法も体験
- 自分の活動に合わせてメニュー化/学習計画を作成
まとめ
最短距離の選び方は、目的→相性→実装の順で絞ることです。
信念の更新が必要ならシータヒーリング、回復と調律ならレイキ、思考の軽さならアクセスバーズ、過去の統合ならヒプノセラピー。
体験から得た手応えを指針に、あなたの道具箱を育てていきましょう。