
Day2|スピ系詐欺にあわない方法:怪しいサービスを見極めるチェックポイント
昨日は「詐欺」と「健全」の切り分けを確認しました。
今日はさらに一歩踏み込み、怪しいサービスをどう見抜くかを学びます。
高額講座や商材は必ずしも悪ではありません。
ただし、冷静に判断するためのチェックポイントを押さえておくと、安心して選択できます。
ここで紹介する項目を、自分の経験や直感と照らし合わせながら確認してみましょう。
最後には、小さなワークをご用意しています。
典型的な「怪しいサービス」の特徴
怪しいサービスには、共通する特徴があります。
例としては次のようなものです。
- 実績が曖昧で「世界初」「有名人も受講」などの抽象的な表現。
- 価格を明示せず「まずは面談」「詳細は契約後」とする。
- 急かすフレーズ:「今だけ」「残り3枠」など。
- 内容の定義が不明瞭で、ゴール設定が抽象的すぎる。
見極めチェックポイント
次の観点をもとに、一つひとつ確認しましょう。
観点 | 健全な場合 | 怪しい場合 |
---|---|---|
価格提示 | 最初に総額が明示される | 「面談でのみ」提示 |
契約条件 | 返金や中途解約について明記 | 返金不可、規定なし |
講師情報 | 経歴や実績が具体的に開示 | 肩書きだけで詳細が不明 |
心理的アプローチ | 「無理に決めなくていい」 | 「今決めないと損」 |
価格相場の考え方
スピリチュアル関連サービスの価格は幅広く、数千円〜数十万円以上と様々です。
重要なのは、相場感を持つことと、内訳が合理的に説明されているかどうかです。
特に「教材+個別セッション+コミュニティ」のパッケージは高額になりがちです。
比較対象を調べ、相場から大きく外れていないか確認しましょう。
提供者の透明性を確認する
安心の鍵は提供者情報の透明性です。
- 氏名・事業者名・所在地が明記されているか。
- 経歴が検証可能な形で記載されているか。
- 口コミや第三者のレビューが存在するか。
- SNSでの発信が一貫しているか。
情報が少ないから即NGではありませんが、情報の有無は判断の材料になります。
小さなワーク:怪しさを振り返る
次の質問をノートに書き出してみてください。
- 過去に「怪しい」と感じたサービスはどんな点が気になりましたか?
- なぜ怪しいと感じたのか、具体的な出来事を書き出しましょう。
- その時に「確認すればよかった」と思う点はありますか?
書き出すことで、自分だけの見極め基準が整理されていきます。
気づきを誰かとシェアするのもおすすめです → LINEで相談する
まとめ:冷静さと透明性で安心を守る
Day2では、怪しいサービスの典型と、見極めるための観点を確認しました。
大切なのは「価格」「契約条件」「講師情報」「心理的アプローチ」の4軸です。
これらを冷静に照らし合わせるだけで、防御力は大きく高まります。
明日は、実際に「安心して学べる場」を探す具体的ステップを整理します。
FAQ
Q. 値段が高い=怪しいですか?
A. 高額=詐欺とは限りません。大切なのは相場感と契約条件の透明性です。
Q. 無料の体験会は安心ですか?
A. 無料体験自体は健全なことも多いですが、その後のクロージングで強い圧力を感じたら注意しましょう。
Q. 知人からの紹介なら安全?
A. 必ずしも安全とは限りません。提供者情報を必ず自分の目で確認しましょう。