
数字は評価ではなく対話の材料です。
小規模でも傾向は見えます。1日5分で回る最小の見える化を整えましょう。
記録(終了直後、3行)
- 事実:扱った出来事を3点。
- 感情:クライアントの言葉として2語(例:安心・緊張)。
- 次の一歩:合意した行動を1つ。
指標(週次で眺める)
- 満足度:自己評価で5段階。
- 次回意向:Yes/No。
- キャンセル率:前日以降のキャンセル+無断欠席の割合。
- Fix→Facilitate比:説得・代行の時間が合計に占める割合(まずは30%未満へ)。
表現の微調整
案内文や予約導線は一項目だけ変えて様子を見ます。
「説得的な長文」より、「範囲・安心・合意」を短く明示したほうが落ち着いた関係になりやすいものです。
手放しの基準(リファー)
自傷他害の恐れ/重篤症状/法的課題の兆候があるときは、地域の専門機関の資源を案内します。
支援者が万能でないことを認めるのも誠実さです。