
幸せでいるために、頑張り続けなければいけませんか?
講座を開き、発信を続け、相談に丁寧に応える。スピリチュアル系の講師として活動していると、「もっと頑張らなければ」と思う場面があるかもしれません。
頑張ること自体が悪いわけではありません。その状態を無理なく続けられて、本人も望んでいるなら、続けてよいのです。ただ、苦しくなっているのに「頑張るのをやめたら幸せでいられない」と感じているなら、一度立ち止まって考えてみませんか。
頑張っている間だけ、安心できていませんか?
たとえば、休みの日にも次の投稿を考え、講座の準備をしながら相談の返信を気にする。何かを進めていると安心できる一方で、手を止めると「このままで大丈夫かな」と落ち着かなくなることがあります。
そんなときは、「頑張ることが好きだから続けている」のか、「頑張らないと不安だから続けている」のかを分けてみると、自分の状態が少し見えやすくなります。
どちらかをすぐに決める必要はありません。ただ、休むたびに自分を責めたり、疲れていても予定を増やしたりしているなら、今のやり方が自分に合っているかを見直す理由にはなります。
無理なくできるなら、頑張ってもいい
人によって、心地よい活動の量は違います。講座を増やすことに喜びを感じる時期もあれば、少ない人数とじっくり向き合いたい時期もあります。
だから私は、「頑張らないこと」を新しい決まりにする必要もないと思います。頑張る状態を容易に保てるなら、そのまま進めばよいのです。
けれども、容易に続けられないなら、なぜ無理をしてまで同じ状態を維持しようとしているのでしょうか。活動を大切にすることと、自分に無理をさせ続けることは、同じではありません。
いつも「一生懸命」でなくていい
私は、いつでも全力でいる「一生懸命」よりも、必要なとき、その場に心を向ける「一所懸命」という考え方もあってよいと思います。
セッション中は目の前の方の話を丁寧に聴く。講座の準備をするときは、伝える内容を整える。そして終わったら、仕事から離れて休む。力を入れる場面と、力を抜く場面の両方があってよいのです。
力を抜く時間があるからといって、提供しているものの価値が下がるわけではありません。むしろ、どの場面に力を注ぎたいかを自分で選べることは、活動を続けるうえで大切ではないでしょうか。
今日、ひとつだけ確かめてみること
今の活動を思い浮かべて、次の問いを自分に向けてみてください。
- 今、無理なく続けられていることは何ですか?
- 疲れているのに「やめてはいけない」と感じることは何ですか?
- 今週、力を注ぎたい場面をひとつ選ぶなら、どこですか?
答えがすぐに出なくても大丈夫です。「頑張っているから幸せなのか」「頑張らない自分にも幸せを感じられるのか」を考え始めるだけでも、自分の望む働き方を見つめ直すきっかけになります。
まとめ
幸せでいるために、頑張り続ける必要があるとは限りません。無理なく頑張れるなら続けてよいですし、苦しくなっているなら、力の入れ方を変えてよいのです。いつも全力でいることよりも、自分が大切にしたい場面で「一所懸命」になれることを考えてみませんか。
次回は、「頑張らないと不安」と感じるとき、何を確かめると自分の気持ちが見えやすくなるのかを考えます。
もし一人では活動のペースを整理しにくいと感じたら、今の働き方や大切にしたいことを相談の場で言葉にしてみてください。