
頑張らないと不安になるのはなぜ?スピリチュアル系講師が確かめたいこと
「今日は休もう」と決めたのに、気づけばSNSを開いている。投稿への反応を確認し、次の講座の案内を考え、相談の返信が来ていないかを確かめる。そんな日もあるかもしれません。
Day1では、幸せでいるために頑張り続ける必要があるのかを考えました。無理なく続けられるなら、頑張ることをやめる必要はありません。今回は、休みたいのに休むと不安になるとき、その不安が何を伝えているのかを見つめます。
「休むと不安」の理由は、一つではありません
休んでいるときに落ち着かないからといって、すぐに「自分を認められていないから」と決めつける必要はありません。不安には、現実的な理由がある場合もあります。
たとえば、翌月の収入がまだ見通せない。講座の開催日が近い。相談者への返信を約束している。このような状況なら、気になることを整理し、必要な作業を済ませたほうが安心できるかもしれません。
一方で、急ぎの仕事がない日にも「何かしていないと価値がない」と感じるなら、作業の量だけを増やしても落ち着かないことがあります。まずは、自分が何を心配しているのかを具体的にすることが大切です。
不安を「やること」と「気持ち」に分けてみる
休む前に、頭の中にあることを紙に書き出してみてください。そして、「対応が必要なこと」と「今の気持ち」に分けます。
たとえば、「明日までに講座の資料を送る」は、対応が必要なことです。送る時間を決めれば、いったん考えるのをやめられるかもしれません。
「今週投稿しなければ、誰にも必要とされなくなる気がする」は、気持ちに近いものです。その不安を否定しなくてよいのですが、投稿一本で自分の価値が決まるかどうかは、別の話です。
気持ちを無理に消そうとするより、「私は今、何を怖がっているのだろう」と言葉にしてみる。そのほうが、自分に必要な行動を選びやすくなります。
誰かを支える仕事だからこそ、自分の時間も決めてよい
スピリチュアル系の講師やセッション提供者は、相手の話を丁寧に聴くことを大切にしている方が多いでしょう。その思いから、営業時間外の相談にもすぐ答えなければ、と感じることがあるかもしれません。
けれども、丁寧に向き合うことと、いつでも対応することは同じではありません。返信する曜日や時間、セッションで扱える内容、急ぎの相談に対応できる範囲を決めておくことも、相手にとって分かりやすい案内になります。
「休んでいる間に困っている人がいたら」と心配になる場合は、自分が対応できる範囲を確認してみてください。医療的・心理的な支援が必要な相談は、一人で抱えず、適切な専門家や支援先につなぐことが大切です。
「もっと頑張る」以外に、できることはありますか?
不安を感じたとき、すぐに作業を増やす前に、次の三つを確かめてみてください。
- 何が起きることを心配していますか?
- それを確かめるために、今日できる小さな行動はありますか?
- 今日対応できないことなら、いつ考えるかを決められますか?
たとえば「来月の申込みが心配」なら、夜遅くまで投稿を増やす前に、今ある申込み状況を確認し、案内文を見直す時間を翌日に決めてもよいでしょう。心配の内容がはっきりすれば、必要な仕事と、ただ続けてしまっている仕事を分けやすくなります。
もちろん、考えてみた結果、「今日はもう少し進めたい」と思うなら、進めても構いません。自分で選んで頑張ることと、止まるのが怖くて無理を続けることには違いがあります。
まとめ
頑張らないと不安になるときは、まず不安の中身を確かめてみましょう。対応が必要な仕事があるなら、具体的な行動と時間を決める。自分の価値への不安があるなら、その気持ちを作業量だけで埋めようとしていないかを見つめる。無理に頑張り続けなくても、今できることを一つずつ選んでよいのです。
次回は、日々の講座や発信の中で「頑張りすぎているかもしれない」と気づく場面を、具体的な例から考えます。
活動の予定や相談対応の範囲を一人で整理しにくいときは、相談の場で今の状況を言葉にすることもできます。何を続け、何を減らしたいのか、自分に合う形を一緒に考えてみてください。