
自分の信念を持って生きる意味|スピ系講師が自分の言葉で進むために
はじめに
ここまで4日間にわたって、 「自分の信念を自分自身で持つことの意味」について考えてきました。
Day1では、 信念とは何かを整理しました。
Day2では、 今持っている考えが本当に自分で選んだものなのか、 それとも親や先生、周囲の人、過去の経験から受け取ったものなのかを見直しました。
Day3では、 自分の信念を実際の判断に使い、 必要なものと必要でないものを取捨選択する方法を見てきました。
Day4では、 信念を持つことと何も変えないことは違い、 自分の軸を守りながら方法を改善していくことが大切だとお伝えしました。
そして最終日のDay5では、 ここまでの内容を一つにつなげていきます。
自分の信念を持つと、 人生や仕事のすべてに迷わなくなるわけではありません。
不安になることもあります。 他人がよく見えることもあります。 自分の判断に自信が持てなくなることもあります。
それでも、 自分の信念を持っていると、 迷ったときに戻れる場所ができます。
「私は何を大切にしたいのか」
「私はどんな講師でありたいのか」
「私は何を選び、何を選ばないのか」
この問いに戻ることができれば、 周りに答えを求め続けなくても、 少しずつ自分で決められるようになります。
最終日は、 自分の信念を持つことで何が変わるのか、 信念を持とうとするときによく起こる失敗、 そして信念を長く育てながら、 スピ系講師として自分の言葉を届けていく方法をまとめます。
目次
自分の信念を持って生きる意味
自分の信念を持って生きるということは、 何でも自分の思い通りにすることではありません。
また、 誰の意見も聞かなくなることでもありません。
自分の信念を持つとは、 周囲の意見や情報を聞いたうえで、 最後は自分自身で選ぶことです。
たとえば、 尊敬する先生から 「この方法が一番いい」 と言われたとします。
信念がないと、 「先生が言うなら、その通りにしなければ」 と考えてしまうかもしれません。
でも、 自分の信念があると、
「この方法のどこが自分に合うだろう」
「自分が大切にしたいことと合っているだろうか」
と考えることができます。
そして、 合うところは取り入れ、 合わないところは選ばない。
こうした判断ができるようになります。
自分の信念は、 正解を与えてくれるものではありません。
でも、 自分で答えを考えるための基準を与えてくれます。
他人に正解を求め続けなくてよくなる
自分に自信が持てないとき、 私たちは誰かに正解を求めたくなります。
「私はどうしたらいいでしょうか」
「どちらを選ぶのが正しいでしょうか」
「このやり方で合っていますか」
こうした質問を誰かにしたくなることがあります。
もちろん、 人に相談することは悪いことではありません。
専門的な知識が必要な場面では、 経験のある人から助言をもらうことも大切です。
ただ、 最後の判断まで毎回誰かに決めてもらっていると、 自分で選ぶ力が育ちにくくなります。
自分の信念を持っていると、 他人の意見を 「答え」ではなく 「材料」として受け取れるようになります。
Aさんの意見も聞く。
Bさんの経験も参考にする。
必要なら数字や現実的な条件も確認する。
そのうえで、
「私はこの選択をする」
と自分で決めます。
これが、 自分の信念を持つことで得られる大きな変化の一つです。
自分で決めるということは責任も持つこと
自分で選べるようになることには、 自由だけではなく責任もあります。
誰かの言う通りにしていれば、 うまくいかなかったときに、
「先生に言われたから」
「この人を信じたから」
と考えることができます。
でも、 自分で選んだ場合は、 その結果も自分で受け止める必要があります。
これは少し怖いことかもしれません。
ただ、 自分で決めたからこそ、 うまくいかなかったときにも、
「何が合わなかったのだろう」
「次はどう変えよう」
と考えることができます。
誰かを責めるのではなく、 自分の経験として次に活かせるようになります。
自分の信念を持つとは、 自分の人生をすべて一人で抱えることではありません。
人の助けを借りながらも、 最後は自分で選ぶということです。
よくある失敗1:信念を正しさに変えてしまう
自分の信念がはっきりしてくると、 それが「正しいこと」のように感じることがあります。
たとえば、 自分が 「不安をあおる売り方はしない」 と決めていたとします。
その信念自体は、 あなたが大切にしたい考えです。
でも、 そこから、
「強い言葉を使う人は全員間違っている」
「私と違う売り方をする人は悪い」
と考え始めると、 信念が他人を裁く道具になってしまいます。
信念とは、 自分がどう生きるかを決めるためのものです。
他人を支配するためのものではありません。
「私はこうします」
と、
「あなたもこうするべきです」
は違います。
自分の信念を大切にしながらも、 他の人には他の人の考えがあることを忘れないことが大切です。
よくある失敗2:信念を変えてはいけないと思う
Day4でもお伝えしたように、 信念は一度決めたら絶対に変えてはいけないものではありません。
人は経験によって変わります。
5年前に大切だったことと、 今大切なことが違う場合もあります。
活動を始めた頃は、 「できるだけたくさんの人に届けたい」 と思っていた人が、
経験を積む中で、 「少人数の人に丁寧に届けたい」 と考えるようになることもあります。
これは、 信念が弱いから変わったのではありません。
経験を通して、 自分にとって本当に大切なものが見えてきたとも言えます。
信念は、 自分を縛る決まりではありません。
今の自分が何を大切にしたいかを、 自分で選び続けるためのものです。
よくある失敗3:立派な言葉を作ろうとする
「自分の信念を言葉にしましょう」 と言われると、 とても立派な文章を作ろうとする人がいます。
たとえば、
「すべての人々が魂の使命に目覚め、愛と調和に満ちた世界を実現するために……」
といった大きな言葉を作らなければならないように感じることがあります。
もちろん、 本当にそれが自分の言葉なら問題ありません。
でも、 自分で読んでも少し遠く感じるなら、 もっと簡単な言葉で構いません。
たとえば、
「相談に来た人が、自分で決められるようになってほしい」
「人を怖がらせて商品を売りたくない」
「見えない世界だけでなく、現実の生活も大切にしたい」
これでも十分に信念です。
大切なのは、 立派に聞こえることではありません。
自分が本当にそう思っていることです。
よくある失敗4:信念があれば迷わないと思う
自分の信念を持てば、 もう迷わなくなると思う人もいます。
でも、 信念があっても迷います。
どちらも自分にとって大切な選択肢なら、 簡単には決められないこともあります。
たとえば、 家族との時間も大切にしたい。
でも、 仕事も育てたい。
どちらも自分の信念に合っているなら、 迷うのは当然です。
そんなとき、 信念は答えを自動的に出してくれるものではありません。
ただ、 「自分にとって何が大切なのか」 を整理する手助けになります。
迷わないことを目指すのではなく、 迷ったときに自分で考えられることを目指してみてください。
信念は決めるものではなく育てるもの
自分の信念は、 一日で完成するものではありません。
最初は、 「私はこれを大切にしたい気がする」 という程度でも構いません。
その考えを実際の行動に使ってみる。
そして、 その結果を振り返る。
「やっぱり私はこれを大切にしたい」 と思うこともあります。
反対に、 「実際にやってみたら少し違った」 と感じることもあります。
そうやって、 少しずつ言葉を変えながら、 自分の信念を育てていけばよいのです。
たとえば、 最初は、
「私は人を助けたい」
と思っていた人が、 経験を重ねて、
「私は、人の代わりに答えを出すのではなく、 本人が自分で決められるように支えたい」
と言葉を変えるかもしれません。
これは、 信念が変わったというより、 より具体的になったとも言えます。
信念は、 経験を重ねるほど自分の言葉になっていきます。
スピ系講師として自分の言葉を持つ
スピ系講師として長く活動していくうえで、 自分の言葉を持つことはとても大切です。
最初は、 学んだ先生の言葉を参考にすることがあります。
それは自然なことです。
でも、 ずっと誰かと同じ説明だけをしていると、 あなたから学ぶ意味が見えにくくなることがあります。
自分の言葉とは、 特別な新しい言葉を作ることではありません。
自分が経験したことを通して、 自分なりに意味を説明できることです。
たとえば、 「自分を大切にする」 という言葉があります。
それをそのまま繰り返すだけではなく、
「私にとって自分を大切にするとは、 疲れているのに無理して人に合わせないことです」
と話せるなら、 そこにあなた自身の考えが出てきます。
「直感を大切にする」 という言葉についても、
「私は、直感だけで決めるのではなく、 直感をきっかけにして現実的な条件も確認するようにしています」
と説明することができます。
こうして、 学んだ言葉を自分の経験と結びつけることで、 自分の言葉が育っていきます。
自分の言葉は経験から生まれる
自分の言葉を作ろうとして、 無理に他の人と違うことを言う必要はありません。
大切なのは、 自分の経験を振り返ることです。
自分がどんなことで悩んできたのか。
何を学んで考えが変わったのか。
相談者と関わる中で何を感じたのか。
何を続けてよかったと思っているのか。
何をやめてよかったと思っているのか。
こうした経験の中に、 あなたにしか話せない内容があります。
誰かより特別である必要はありません。
自分が実際に経験し、 自分で考えたことを、 自分の言葉で伝えることが大切です。
信念があると信頼されやすくなる理由
自分の信念を持っていると、 発信や相談対応に一貫性が出やすくなります。
たとえば、 普段から 「相談者自身が自分で決めることを大切にしています」 と発信している人がいるとします。
その人が個別相談でも、
「私が決めるのではなく、 あなたはどうしたいと思っていますか」
と問いかけていれば、 発信と実際の対応がつながっています。
反対に、 発信では 「自分らしさを大切にしましょう」 と言っているのに、
相談では 「私の言う通りにしないとうまくいきません」 と強く押していたら、 読む人は違和感を持つかもしれません。
信頼は、 立派な言葉を使うことだけで生まれるものではありません。
言っていることと、 実際にしていることが近いほど、 少しずつ積み重なっていきます。
そのためにも、 自分が何を大切にしているのかを、 自分自身で知っておくことが重要です。
信念があると「合う人」に届きやすくなる
自分の信念をはっきり伝えると、 全員から好かれるわけではありません。
むしろ、 「自分とは考え方が違う」 と感じる人も出てきます。
でも、 それは悪いことではありません。
たとえば、 あなたが 「すぐに答えを与えるのではなく、 本人が考える時間を大切にする」 と発信していたとします。
「とにかくすぐ答えを教えてほしい」 という人には、 合わないかもしれません。
でも、 「自分で考えられるようになりたい」 という人には、 あなたの考え方が伝わりやすくなります。
信念を伝えることは、 誰かを排除するためではありません。
お互いに合うかどうかを、 事前にわかりやすくするためでもあります。
相談者にも自分の信念を持ってもらう
スピ系講師として自分の信念を持つことは、 自分のためだけではありません。
相談者との関わり方にも影響します。
自分自身がいつも誰かの答えを探していると、 相談者にも 「正しい答えを教える」 という関わり方になりやすいことがあります。
反対に、 自分が 「最後は自分で決めることが大切」 という信念を持っていると、 相談者にも問いかけることができます。
「あなたは本当はどうしたいですか」
「何を大切にしたいと思っていますか」
「この選択をしたとき、自分で納得できますか」
こうした関わりによって、 相談者自身も自分の考えを持つ練習ができます。
講師がすべての答えを持つ必要はありません。
相手自身が自分の答えを見つけるための助けになることも、 大切な役割の一つです。
日常の中で信念を育てる方法
信念を育てるために、 特別な時間を毎日何時間も取る必要はありません。
日常の小さな判断を振り返るだけでも、 自分の信念は少しずつ見えてきます。
1.違和感があったことを記録する
「なんとなく嫌だった」
「本当は断りたかった」
「この言い方は自分には合わないと思った」
こうした違和感があったら、 短く記録してみてください。
違和感の中には、 自分が大切にしているものが隠れていることがあります。
2.うれしかった選択を記録する
反対に、
「この判断をしてよかった」
「この対応は自分らしかった」
と感じたことも書いてみます。
そこにも、 自分の信念が表れています。
3.「なぜ」を一度だけ考える
自分が何かを選んだとき、
「なぜ私はこれを選んだのだろう」
と一度だけ考えてみます。
深く考えすぎる必要はありません。
「安心できるから」
「相手を尊重できるから」
「長く続けられそうだから」
という短い答えでも十分です。
4.月に一度、自分の信念を読み返す
今言葉にしている信念を、 月に一度程度読み返してみます。
そして、
「今もそう思っているか」
を確認します。
違うと感じたら、 書き換えて構いません。
信念は、 自分の今を確認するためのものだからです。
信念を発信するときに気をつけたいこと
自分の信念が見えてくると、 それを発信したくなることがあります。
そのときに大切なのは、 「私はこう考えています」 という形で伝えることです。
たとえば、
「スピリチュアル講師は絶対にこうあるべきです」
と言うより、
「私は、スピリチュアルを伝えるときも、 現実の生活を大切にすることが必要だと考えています」
と伝えるほうが、 自分の立場がわかりやすくなります。
信念を伝える目的は、 他人を言い負かすことではありません。
自分がどんな考えで活動しているのかを、 必要な人に知ってもらうことです。
信念を証明しようとしなくていい
自分の信念を持つと、 それが正しいことを証明したくなる場合があります。
他の人と考えが違ったときに、 「自分のほうが正しい」 と認めてもらいたくなることもあるでしょう。
でも、 自分の信念は、 全員に納得してもらう必要はありません。
自分自身が考え、 自分の経験と照らし合わせ、 今の自分が大切にしたいと思えているなら、 それで十分です。
誰かに理解されないからといって、 すぐに捨てる必要もありません。
同時に、 誰かから違う意見を言われたら、 一度考えてみる柔らかさも大切です。
信念は自信がついてから持つものではない
「もっと経験を積んでから、自分の信念を持ちたい」 と思う人もいます。
でも、 経験が十分になるまで待つ必要はありません。
今の自分が大切にしたいことを、 今の言葉で持てばよいのです。
そして、 経験を積みながら更新していきます。
最初は、
「相談者を大切にしたい」
という短い言葉でも構いません。
経験を重ねる中で、
「相談者を大切にするとは、 本人が自分で選べるように関わることだ」
と具体的になっていくかもしれません。
信念は、 自信が完成した人だけが持てるものではありません。
むしろ、 自分で考えて選び続けることで、 少しずつ自信につながっていきます。
5日間の最終ワーク
最後に、 この5日間の内容を一つにまとめるワークをしてみましょう。
紙やスマートフォンのメモを用意してください。
質問1:私は講師として何を大切にしたいか
まず、 スピ系講師として活動するときに、 大切にしたいことを書きます。
たとえば、
- 相手の考えを尊重したい
- 不安を必要以上にあおりたくない
- 自分の経験をもとに伝えたい
- 現実的な行動も大切にしたい
- 相手が自分で決められるように支えたい
などです。
質問2:私は何をしないと決めるか
次に、 自分の信念を守るために、 やらないことを書きます。
たとえば、
- 自分が納得できない内容を流行だけで発信しない
- 不安を強くあおって申し込みをすすめない
- 必要のない資格を不安だけで取り続けない
- 自分をすり減らす仕事をすべて引き受けない
「やること」だけではなく、 「やらないこと」を決めると、 信念が現実の行動に結びつきやすくなります。
質問3:今まで借りていた価値観は何か
Day2を思い出して、 今まで自分の考えだと思っていたけれど、 実は誰かから受け取っていたものを書いてみます。
たとえば、
「講師なら毎日発信しなければならない」
「高額商品を作らないと成功できない」
「いつでも前向きでいなければならない」
といったものです。
そして、 今の自分がその考えを本当に選びたいのか確認します。
質問4:迷ったときに戻る言葉を一つ作る
最後に、 迷ったときに自分が戻れる短い言葉を一つ作ってみてください。
たとえば、
「私は、相手が自分で決められる関わりを大切にする」
「私は、怖がらせるより安心して考えられる伝え方を選ぶ」
「私は、流行よりも自分が納得できる方法を選ぶ」
「私は、無理を続けるより長く続けられる方法を選ぶ」
などです。
きれいな文章でなくて構いません。
誰かに見せるための言葉でもありません。
自分が迷ったときに、 「そうだった。私はこれを大切にしたかった」 と思い出せる言葉であれば十分です。
5日間で一番大切にしてほしいこと
この5日間でお伝えしてきたことの中で、 一番大切にしてほしいことがあります。
それは、 自分の信念の答えを、また誰かに決めてもらわないことです。
「正しい信念とは何ですか」
「私は何を大切にすればいいですか」
という答えまで、 外に探し続ける必要はありません。
誰かの考えを参考にすることはできます。
誰かと話しながら整理することもできます。
でも、 最後に 「私はこれを大切にする」 と決めるのは自分です。
その小さな決定を繰り返していくことが、 自分自身で信念を持つということです。
自分の信念は、誰かより強くなるためのものではない
信念を持つというと、 強い人になることのように聞こえるかもしれません。
でも、 誰かより強くなる必要はありません。
迷ってもいい。
不安になってもいい。
一度決めたことを変えてもいい。
大切なのは、 そのたびに自分に戻ってくることです。
「私は本当はどうしたいのか」
「私は何を大切にしたいのか」
この問いを自分に返すことができれば、 少しずつ自分の人生を自分で選べるようになります。
スピ系講師として伝える前に、自分自身が選ぶ
スピ系講師は、 人に考え方を伝える仕事です。
だからこそ、 何かを人に伝える前に、 自分自身がその考えをどう受け取っているのか確認することが大切です。
先生から学んだから伝える。
本に書いてあったから伝える。
人気がある考えだから伝える。
それだけではなく、
「私はこの考えをどう思っているのか」
「自分の経験ではどうだったのか」
「相談者に伝えるなら、どこまでを自分の言葉として伝えられるのか」
を確認してみてください。
自分自身が一度選んだ言葉は、 誰かから借りただけの言葉よりも、 自然に伝えやすくなります。
まとめ
自分の信念を持つということは、 絶対に変わらない考えを一つ作ることではありません。
また、 他人の意見を聞かなくなることでもありません。
自分の信念を持つとは、 さまざまな意見や情報を受け取ったうえで、 最後は自分自身で考え、 自分で選ぶことです。
信念があると、 何を選び、 何を選ばないかを判断しやすくなります。
誰かの成功方法をそのまま追いかけなくてもよくなります。
自分に必要な学びと、 今は必要でない学びを分けやすくなります。
自分に合う仕事と、 合わない仕事を整理しやすくなります。
発信するときにも、 「何を言えば反応が取れるか」 だけではなく、 「私は何を伝えたいのか」 を考えられるようになります。
そして、 自分の信念は一度作って終わりではありません。
経験し、 行動し、 振り返り、 必要なら言葉を変えながら育てていくものです。
スピ系講師として、 自分の信念を持つことは、 すべての答えを知ることではありません。
わからないときでも、 「私は何を大切にしたいのか」 に戻れることです。
他人の意見を聞きながらも、 最後は自分で決める。
誰かから学びながらも、 最後は自分の言葉にする。
結果を見ながらも、 自分の価値まで数字に預けない。
必要なら方法を変え、 必要なら信念そのものも自分で選び直す。
その積み重ねによって、 「誰かの正解を生きる」のではなく、 「自分が納得できる生き方」を選びやすくなります。
今日の時点で、 完璧な信念を持っている必要はありません。
まずは一つだけ、
「私はこれを大切にしたい」
と言えるものを持ってください。
そして、 次に何かを選ぶとき、 その言葉に一度戻ってみてください。
その小さな積み重ねが、 自分自身で信念を持って生きることにつながっていきます。
この記事の要約
- 自分の信念を持つとは、他人の意見を聞いたうえで最後は自分で選ぶこと
- 信念があると、他人の意見を「正解」ではなく「判断材料」として受け取りやすくなる
- 自分で選ぶことには自由だけでなく、結果を自分の経験として受け止める責任もある
- 自分の信念を「他人も守るべき正しさ」に変えないことが大切
- 信念は一度決めたら変えてはいけないものではなく、経験に合わせて選び直してよい
- 信念は立派な言葉である必要はなく、自分が本当に大切にしたいことを簡単な言葉で表せばよい
- 信念を持っていても迷うことはあり、迷ったときに自分の基準へ戻れることが大切
- スピ系講師は、学んだ言葉をそのまま使うだけでなく、自分の経験と結びつけて自分の言葉にしていく
- 発信と実際の対応に一貫性があると、講師としての考えが伝わりやすくなる
- 信念を言葉にすることで、自分と考え方の合う相談者にも届きやすくなる
- 信念は一度完成させるものではなく、日々の選択と振り返りの中で育てていくもの
- 最も大切なのは、自分の信念そのものまで誰かに決めてもらわず、自分自身で選び続けること
よくある質問
自分の信念を持てば、他人のアドバイスは必要ありませんか?
いいえ。 他人のアドバイスは大切な判断材料になります。 自分の信念を持つということは、誰の意見も聞かないことではなく、意見を聞いたうえで最後は自分で判断することです。
自分の信念が途中で変わるのはよくないことですか?
問題ありません。 経験や学びによって、自分が大切にしたいことが変わる場合があります。 周囲に流されるのではなく、自分で考えた結果として選び直しているのであれば、自然な変化です。
自分の信念が他の先生と違っても大丈夫ですか?
大丈夫です。 人によって経験や大切にしたいことは違います。 他の先生を否定せず、「私はこのように考えています」と自分の立場として伝えることが大切です。
自分の信念がまだよくわかりません。
最初からはっきりした言葉にする必要はありません。 「これは大切にしたい」「これはしたくない」という日常の小さな感覚を書き出してみてください。 そこから少しずつ共通する考えが見えてきます。
信念を持つことと頑固になることの違いは何ですか?
信念を持つ人は、自分の考えを大切にしながらも、他人の意見や現実の結果を確認して必要なら見直します。 頑固になっているときは、考えることをやめ、違う情報をすべて拒否してしまうことがあります。
講師として自分の信念を発信したほうがいいですか?
自分が大切にしている考えを伝えることは、相談者が「この講師は自分に合うか」を判断する助けになります。 ただし、他の考えを否定するのではなく、「私はこう考えています」という形で伝えるとよいでしょう。
信念があるのに何度も迷ってしまいます。
迷うこと自体は問題ありません。 信念は迷いを完全になくすものではなく、迷ったときに自分が何を大切にしたいかを確認するための基準です。
自分の信念に自信を持つにはどうすればいいですか?
最初から強い自信を持つ必要はありません。 自分の信念に沿った小さな選択を繰り返し、その結果を振り返ることで、少しずつ「私はこれを大切にしたい」という感覚が育っていきます。
相談者にも自分の信念を持ってもらうにはどうすればいいですか?
講師が答えをすべて決めるのではなく、 「あなたはどうしたいですか」 「何を大切にしたいですか」 と問いかけることで、相談者自身が自分の考えを整理する助けになります。
信念はどのくらいの頻度で見直せばいいですか?
決まった頻度はありません。 月に一度程度読み返したり、大きな出来事があったとき、違和感が続いたときに見直したりするとよいでしょう。
5日間を終えたあなたへ
この5日間で、 自分の信念とは何かを考え、 どこから価値観が作られてきたのかを見直し、 実際の選択に使う方法まで進めてきました。
ここから大切なのは、 読んで終わりにしないことです。
今日すべてを変える必要はありません。
まず一つだけ、 日常の選択で使ってみてください。
新しい講座に申し込む前に、
「これは本当に今の私に必要だろうか」
と考える。
誰かから仕事を頼まれたときに、
「これは私が大切にしたい働き方に合っているだろうか」
と考える。
発信するときに、
「反応を取るためだけではなく、私は本当にこれを伝えたいだろうか」
と考える。
こうした一つひとつの選択の中で、 自分の信念は少しずつ自分のものになっていきます。
誰かの正解を探し続けるのではなく、 誰かの考えも参考にしながら、 最後は自分自身で選ぶ。
その姿勢が、 スピ系講師としての活動だけでなく、 自分自身の人生にもつながっていきます。
自分の信念を整理し、これからの活動につなげたい方へ
「自分が何を大切にしたいのか、まだ言葉にしきれない」
「先生から学んだ考えと、自分自身の考えを整理したい」
「信念は見えてきたけれど、実際の発信や講座にどうつなげればよいかわからない」
「周りの意見を聞くたびに、自分の方向性が揺れてしまう」
そんなときは、 一人で正解を探し続けるより、 今考えていることを言葉にしながら整理することで、 自分が本当に大切にしたいものが見えやすくなることがあります。
誰かに答えを決めてもらうための相談ではありません。
あなた自身が、 「私はこれを大切にしたい」 と納得して選べる状態を作るための相談です。
スピ系講師としての自分の軸、 発信の方向性、 講座や相談サービスのあり方を、 自分の信念から整理してみたい方は、 LINEからご相談ください。