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他責思考から抜け出すには?スピ系講師が自分を責めずに改善する考え方

他責思考から抜け出すには?スピ系講師が自分を責めずに改善する考え方

他責思考から抜け出すには?スピ系講師が自分を責めずに改善する考え方

はじめに

Day1では、他責思考が強くなると、 自分で改善できる部分まで見えなくなり、 結果として仕事や紹介、口コミ、リピートを遠ざけてしまうことがあるとお伝えしました。

ここで、もしかすると、 「では、何でも自分の責任だと思わないといけないの?」 「全部、自分が悪いと思うのは苦しい」 と感じた方もいるかもしれません。

ですが、他責思考から抜け出すことと、 何でも自分のせいにすることは、まったく同じではありません。

むしろ、 「全部私が悪い」 と考えてしまうことも、 健康的な考え方とは言えません。

大切なのは、 誰が悪いかを決めることではなく、 「この状況の中で、自分に変えられることは何だろう」 と考えることです。

この考え方ができるようになると、 必要以上に自分を責めなくても、 仕事の改善につなげられるようになります。

そして、 周囲からも 「この先生は話し合える」 「何かあってもきちんと対応してくれそう」 「安心して紹介できる」 と思われやすくなります。

Day2では、 他責思考から抜け出しながら、 自分を責めすぎないための考え方を、 スピ系講師の仕事に合わせてわかりやすく整理していきます。

目次

他責思考をやめることと自分を責めることは違う

他責思考という言葉を見ると、 反対は 「全部自分が悪いと思うこと」 だと感じる人がいます。

しかし、それは違います。

たとえば、講座に参加した生徒さんが、 事前に伝えていた課題をまったくやらなかったとします。

その結果、思ったような成果が出なかったとしても、 すべて講師の責任というわけではありません。

生徒さん自身にしかできない行動もあります。

一方で、 「本人が行動しなかったから、私は何も悪くない」 で終わってしまうと、 改善の機会を失う可能性があります。

たとえば、 課題の意味を十分に伝えられていただろうか。 難しすぎなかっただろうか。 行動できない人でも取り組めるように、 もっと小さな一歩にできなかっただろうか。

こうした部分は、講師側で見直すことができます。

つまり大切なのは、 「誰の責任か」を100対0で決めることではありません。

自分以外に原因があったとしても、 「その中で、自分に改善できることはあるか」 と考えることです。

これなら、 自分を必要以上に責めることなく、 次に生かすことができます。

まず「変えられること」と「変えられないこと」を分ける

他責思考から抜け出すために、 最初に身につけてほしいのが、 「自分で変えられること」と 「自分では変えられないこと」を分ける習慣です。

たとえば、SNSで発信したのに、 投稿の表示回数が少なかったとします。

SNSの仕組みそのものは、 自分では変えられません。

ですが、 投稿する内容、 最初の一文、 投稿する時間帯、 読者に伝わる言葉、 発信する回数などは変えることができます。

このように分けて考えるだけでも、 気持ちはかなり楽になります。

自分では変えられないこと 自分で変えられること
SNSの仕組み 発信内容や伝え方
お客様の性格 説明の仕方や対応方法
景気や社会の状況 商品内容や価格の見せ方
競合が何をするか 自分の強みをどう伝えるか
相手が最終的に行動するか 行動しやすい環境を用意すること

他責思考が強くなっているときは、 自分では変えられない部分ばかりに目が向いています。

「あの人が変わってくれたら」 「SNSの仕組みが変わったら」 「もっと景気が良くなったら」 「お客様にもっと見る目があったら」

こう考えている間は、 自分の行動が止まってしまいます。

逆に、 自分で変えられるところに目を向けると、 次に何をすればよいのかが見えてきます。

仕事を伸ばすうえで重要なのは、 自分で動かせないものを何とかしようとすることではありません。

自分で動かせる部分に、 時間と力を使うことです。

他責思考になりそうなときに使いたい3つの質問

何か問題が起きると、 人はとっさに感情で反応してしまいます。

「なんでこんなことを言われるの?」 「私はちゃんとやったのに」 「相手が悪い」

そう感じること自体は自然です。

大切なのは、 その感情だけで判断しないことです。

そこで、 他責思考になりそうなときは、 次の3つを自分に聞いてみてください。

1.事実として何が起きたのか?

まずは、 自分の感情と事実を分けます。

たとえば、 「生徒さんが私のことを否定した」 と感じたとしても、 実際に相手が言ったことは 「説明が少しわかりにくかったです」 だけかもしれません。

感情が強くなると、 実際に起きたことより大きく受け取ってしまうことがあります。

まず、 「実際に何を言われたのか」 「何が起きたのか」 を冷静に確認します。

2.自分に変えられる部分はあるか?

次に、 相手が悪いか、自分が悪いかではなく、 自分に改善できることがあるかを考えます。

説明をもっと簡単にできるかもしれない。 事前に注意事項を伝えられるかもしれない。 相手の理解を確認する時間をつくれるかもしれない。

たった一つでも見つかれば、 その出来事は次の改善材料になります。

3.次に同じことが起きないために何をするか?

最後に、 「次はどうするか」 を決めます。

ここまで考えることができれば、 誰かを責め続ける必要がなくなります。

問題が起きたこと自体は変えられません。

ですが、 その経験を今後どう使うかは変えられます。

この3つの質問を使えるようになると、 失敗や不満が 「自分を傷つける出来事」だけではなく、 「仕事を良くするための材料」 に変わっていきます。

生徒さんが結果を出せないときの考え方

スピ系講師として仕事をしていると、 同じ内容を伝えても、 すぐに結果が出る人と、 なかなか結果につながらない人がいます。

そんなとき、 「本人が行動しないから仕方ない」 と感じることもあるでしょう。

実際、 生徒さん本人にしかできないことはあります。

講師が代わりに行動することはできません。

ただし、 そこで思考を止めないことが大切です。

たとえば、 次のように考えてみます。

  • やることが多すぎなかったか
  • 説明が難しくなっていなかったか
  • 最初の一歩が大きすぎなかったか
  • 何のために行動するのか伝わっていたか
  • 途中で質問できる環境があったか
  • できている部分も伝えていたか

ここで大事なのは、 「生徒さんが結果を出せない=講師が悪い」 ということではありません。

生徒さんの行動は、 最後は本人が決めます。

それでも、 講師側でできる工夫を考えることはできます。

この姿勢を持っている先生は、 同じ問題が起きるたびに、 教え方が少しずつ上手になります。

結果として、 生徒さんから見ても 「わかりやすい」 「安心して質問できる」 「ちゃんと見てもらえている」 と感じてもらいやすくなります。

それが、 リピートや口コミ、 紹介にもつながっていきます。

クレームや不満を言われたときの考え方

講師として活動していれば、 どれだけ丁寧に仕事をしていても、 不満を言われることはあります。

中には、 「それはさすがに相手側にも問題がある」 と思うようなケースもあるでしょう。

そんなときに大切なのは、 すぐに相手を言い負かそうとしないことです。

まず、 相手が何に困ったのかを確認します。

たとえば、 「思っていた講座と違いました」 と言われたとします。

ここで、 「ちゃんと説明ページに書いてあります」 とだけ返してしまうと、 たとえ事実として正しくても、 相手は 「話を聞いてもらえなかった」 と感じるかもしれません。

一方で、 「どの部分がイメージと違いましたか?」 と確認すれば、 何が伝わっていなかったのかがわかります。

その結果、 今後の説明文を改善できるかもしれません。

もちろん、 相手の要求をすべて受け入れる必要はありません。

無理な要求には、 できないことをきちんと伝える必要があります。

それでも、 「相手がおかしい」 だけで終わるのではなく、 自分側で改善できる部分を探すことはできます。

この違いは、 長く仕事を続けるほど大きな差になります。

申し込みが入らないときの考え方

募集をしたのに、 思ったほど申し込みが入らない。

これは、 講師として活動していれば、 誰でも経験する可能性があります。

そのとき、 「今の人はお金を使わない」 「無料の情報ばかり求めている」 「フォロワーの質が悪い」 と考えたくなることもあるでしょう。

ですが、 ここでも 「自分で変えられる部分はないか」 と考えてみます。

たとえば、 次のような確認ができます。

  • 誰のための講座なのか、一目でわかるか
  • 受けると何が変わるのか伝わっているか
  • 内容を詰め込みすぎていないか
  • 専門用語が多すぎないか
  • 価格だけが目立つ見せ方になっていないか
  • 申し込み方法がわかりにくくないか
  • 初めての人が不安に感じる点を説明しているか

たとえば、 あなた自身は講座の良さを十分わかっていても、 初めて見る人には伝わっていないことがあります。

「これくらいわかるはず」 と思って省略した説明が、 実は申し込みを止めていることもあります。

申し込みが入らないときに、 自分を否定する必要はありません。

商品がダメだと決めつける必要もありません。

ただ、 「今の伝え方では十分に伝わらなかった可能性がある」 と考えれば、 次に試すことが見つかります。

このように、 結果を人格の問題にするのではなく、 改善できる部分の問題として考えることが大切です。

他責思考を減らすと信頼が積み上がりやすくなる

スピ系講師として長く活動したいのであれば、 売上だけではなく、 信頼を積み上げることがとても大切です。

信頼は、 一度の大きな実績だけで作られるものではありません。

日々の小さな対応の積み重ねで作られます。

たとえば、 何か行き違いがあったときに、 「こちらの説明もわかりにくかったかもしれません」 と言える先生。

質問されたときに、 「そこは伝え方を見直しますね」 と言える先生。

思った結果が出なかったときに、 「次にできることを一緒に考えましょう」 と言える先生。

こうした先生は、 相手から見ても安心できます。

なぜなら、 問題が起きても、 誰かを責めるだけではなく、 解決しようとしてくれるからです。

すると、 生徒さんは 「またこの先生に相談したい」 と感じやすくなります。

また、 誰かに先生を紹介するときも、 「この人なら大丈夫」 と思ってもらいやすくなります。

紹介というのは、 単にサービスが良かったから起こるだけではありません。

「自分の大切な人を任せても安心」 と思えるかどうかも重要です。

他責思考を減らすことは、 自分を苦しめるためではありません。

むしろ、 問題を必要以上に大きくせず、 信頼を守るための考え方でもあります。

今日やってほしい小さなワーク

今日は、 最近うまくいかなかったことを一つだけ思い出してください。

大きな失敗でなくて大丈夫です。

たとえば、 SNSの反応が少なかった。 講座の申し込みが入らなかった。 生徒さんとのやり取りで少しモヤモヤした。 紹介が続かなかった。

その出来事について、 次の4つを書き出してみてください。

  1. 実際に起きたことは何か
  2. 自分では変えられないことは何か
  3. 自分で変えられることは何か
  4. 次回、一つだけ変えるなら何を変えるか

たとえば、 講座の申し込みが少なかった場合なら、 次のように整理できます。

項目
実際に起きたこと 募集期間中に申し込みが1件だった
自分では変えられないこと 読者の予定や使えるお金、SNSの表示のされ方
自分で変えられること 講座の説明、発信回数、申し込みまでの案内
次回変えること 最初に「どんな人向けか」をわかりやすく書く

ポイントは、 たくさん直そうとしないことです。

一度に10個変えようとすると、 何が良かったのかわからなくなります。

まずは一つだけ変えてみる。

そして、 結果を見て、 また次の一つを変える。

この積み重ねで十分です。

仕事が伸びる人は、 最初から何でも完璧にできる人ではありません。

うまくいかなかったときに、 小さく修正を続けられる人です。

もしよければ、 今日書き出した内容をそのままLINEで送ってみてください。

「自分で変えられることがわからない」 「これは自分の改善点なのか、相手側の問題なのか判断できない」 という場合は、 一緒に整理することもできます。

LINEでワーク内容を送って相談する

まとめ

他責思考から抜け出すというのは、 何でも自分のせいにすることではありません。

相手側に問題があることもあります。 環境が原因になっていることもあります。 自分ではどうにもできないこともあります。

それでも、 その中で 「自分に変えられることは何だろう」 と考えることはできます。

この考え方が身につくと、 うまくいかなかった出来事を、 ただ嫌な経験で終わらせず、 次の仕事を良くする材料に変えられるようになります。

生徒さんが結果を出せなかったときも、 クレームを受けたときも、 申し込みが少なかったときも同じです。

誰が悪いかを決めることより、 次に何を変えられるかを考える。

その姿勢が、 教え方を良くし、 サービスを良くし、 生徒さんとの関係を良くしていきます。

そして、 「この先生なら安心できる」 「また受けたい」 「誰かに紹介したい」 と思ってもらえる理由にもなります。

他責思考を手放すことは、 自分を責めるためではありません。

自分で動かせる部分を取り戻すための考え方です。

仕事がうまくいかないときほど、 「誰のせい?」 ではなく、 「私は次に何を変えられる?」 と聞いてみてください。

その小さな問いの積み重ねが、 長く選ばれる先生になるための土台になります。

次回のDay3では、 他責思考を実際の仕事の中で減らしていくために、 「問題が起きたときの振り返り方」と 「同じ失敗を繰り返さないための具体的な手順」 をお伝えします。

自分の改善点を一人で判断しにくいときは

「自分にも原因があるのかもしれないけれど、どこを見直せばいいかわからない」 と感じることは珍しくありません。

自分のことは、 自分では意外と見えにくいものです。

特に、 長く続けている講座やセッションほど、 自分にとって当たり前になっているため、 初めてのお客様がどこで迷うのかに気づきにくくなります。

もし、 集客、 申し込み、 リピート、 生徒さんとの関係、 口コミや紹介について 「どこを直せばいいかわからない」 という状態であれば、 今の状況を一度整理してみてください。

すべてを否定して作り直す必要はありません。

今できていることを残しながら、 変えたほうがよいところだけを見つけていくことが大切です。

LINEでは、 今の活動状況を聞きながら、 自分で変えられる部分を一緒に整理する相談も受け付けています。

LINEで相談する

よくある質問

他責思考をやめると、何でも自分の責任になりますか?

いいえ。 他責思考をやめることと、 何でも自分の責任にすることは別です。

相手や環境に原因がある場合もあります。 大切なのは、 その中でも自分に変えられる部分があるかを考えることです。

自分の改善点ばかり探していると苦しくなりませんか?

改善点を探すことと、 自分を否定することを分けて考えることが大切です。

「私はダメだった」 ではなく、 「次は説明を一つ追加してみよう」 のように、 行動の改善として考えると必要以上に自分を責めにくくなります。

明らかに相手が悪い場合も自分を振り返る必要がありますか?

相手側の問題を無理に自分の責任にする必要はありません。

ただし、 今後同じ問題を避けるために、 事前説明やルール、対応方法など、 自分側でできる対策がないか確認することはできます。

生徒さんが行動しない場合はどう考えればよいですか?

最終的に行動するかどうかは、 生徒さん本人が決めることです。

そのうえで、 課題が難しすぎなかったか、 目的が伝わっていたか、 行動しやすい形になっていたかを講師側で確認すると、 教え方の改善につながります。

申し込みが入らないのは商品が悪いからですか?

必ずしもそうではありません。

商品そのものではなく、 誰向けなのか、 何が得られるのか、 なぜ今受ける必要があるのかが 十分に伝わっていない場合もあります。

まずは商品を否定する前に、 伝え方や案内方法を確認してみることがおすすめです。

他責思考を減らすと口コミや紹介も増えますか?

必ず増えると断言することはできません。

ただ、 問題が起きたときに誠実に対応でき、 改善しようとする姿勢がある先生は、 「安心して人に紹介できる」 と感じてもらいやすくなります。

自分で変えられることが見つからない場合はどうすればいいですか?

一人で考えても見つからない場合は、 第三者に状況を説明してみるのも一つの方法です。

自分では当たり前になっている部分に、 改善できる点が隠れていることがあります。

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