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講師が自分を認めることを、これからどう続けていくか?

講師が自分を認めることを、これからどう続けていくか?|30代からのスピ系女性講師へ

講師が自分を認めることを、これからどう続けていくか?

ここまでの4日間で、

  • 講師自身は、自分を認めているのか
  • なぜ講師ほど、自分に厳しくなりやすいのか
  • 自分を認めると、何が変わるのか
  • 受け止めるために、実際に何をすればいいのか

を見てきました。

最後に考えたいのは、

「これを、これからどう続けていくのか」

ということです。

自分を認めることは、一度できれば終わるものではありません。

昨日はできても、今日はできないことがあります。

落ち着いて考えられる日もあれば、また自分を責めてしまう日もあります。

だからこそ、大切なのは、

「いつでも自分を認められる人になること」

ではなく、

「自分を認められない自分にも気づき、また戻ってこられること」

です。

この記事の要約

自分を認めることは、完成させるものではなく、何度でも自分に戻る習慣です。講師として活動していれば、比較する日も、迷う日も、認めてもらいたくなる日もあります。そのたびに「こんな自分ではダメ」と考えるのではなく、「今はこうなんだ」と受け止める。そして必要なら次の行動を選ぶ。この繰り返しが、自分にも受講生にも無理をさせすぎない関わりにつながります。一人で整理できることは自分で進め、同じ考えを繰り返して苦しくなるときは、相談を利用することも一つの方法です。

「自分を認められる人」を新しい目標にしない

このシリーズを読んで、

「これからは、もっと自分を認められるようにならなければ」

と思っている人もいるかもしれません。

でも、その言葉には少し注意が必要です。

なぜなら、

「自分を認められるようにならなければ」

が、

新しい「こうあるべき」になることがあるからです。

これまで、

「もっと立派な講師にならなければ」

「もっと自信を持たなければ」

と思っていた人が、

今度は、

「もっと自分を認められなければ」

と自分を追い込んでしまう。

それでは、形が変わっただけで、自分への厳しさは残ったままです。

自分を認めることは、

「できているか、できていないか」

を判定するための新しい課題ではありません。

むしろ、

「今日は認められなかった」

という自分まで、

「今日はそうだったんだな」

と見ていくことです。

自分を認めることは、何度でも戻ること

自分を認めるというと、

いつか完全にできる状態になるように感じるかもしれません。

でも、実際には、

何かが起こるたびに、何度も自分に戻ってくることのほうが大切です。

たとえば、

誰かの活躍を見て焦った。

講座への申込みが少なくて落ち込んだ。

受講生とのやりとりで疲れた。

思うように発信できなかった。

そんなときに、

「またダメになった」

ではなく、

「今、私は焦っている」

「今、私は落ち込んでいる」

「今、私は疲れている」

と戻ります。

それから、

「では、どうしたい?」

を考えます。

この繰り返しです。

自分を認めるとは、

感情が動かなくなることでも、

いつも穏やかになることでもありません。

自分から離れてしまったときに、また自分の状態へ戻れること。

その積み重ねです。

講師だからこそ、自分を置き去りにしない

講師として活動していると、

受講生、

相談者、

読者、

フォロワー、

講座の参加者など、

人のことを考える時間が増えます。

「この人に何を伝えよう」

「どう説明したら分かりやすいだろう」

「どうしたら役に立てるだろう」

そう考えることは、講師の大切な仕事です。

ただ、人のことを考える時間が増えるほど、

自分自身の状態が後回しになることがあります。

人には、

「無理をしなくてもいいですよ」

と言いながら、

自分は休まない。

人には、

「人と比べなくても大丈夫ですよ」

と言いながら、

自分は毎日他の講師と比べている。

人には、

「今の気持ちを大切にしてください」

と言いながら、

自分の気持ちは後回しにする。

こうしたことは、意外と起こりやすいものです。

だから、ときどき、

「今、私は私を置き去りにしていないだろうか」

と確認してみてください。

受け入れることと、あきらめることは違う

自分を受け入れるというと、

「今のままでいいなら、成長しなくてもいいのでは?」

と思うことがあります。

でも、

受け入れることと、あきらめることは同じではありません。

たとえば、

「私は、人前で話すことにまだ緊張する」

と認めたとします。

それは、

「私はずっと緊張したままでいい」

と決めることではありません。

今の状態を認めたうえで、

「もう少し練習してみよう」

「少人数の講座から慣れてみよう」

と行動することもできます。

また、

「私は発信が苦手」

と認めたとしても、

そこで終わる必要はありません。

今の自分を否定せず、

「では、何ならできそうか」

を考えればいいのです。

自分を認めることは、

行動を止めることではありません。

自分を否定することを、行動の燃料にしなくてもいいということです。

「できた自分」だけを認めない

自分を認めようとすると、

できたことを見つける方法がよく使われます。

もちろん、

できたことに気づくのは大切です。

でも、

できた自分だけを認めるようになると、

また条件が生まれます。

「今日は投稿できたから自分を認められる」

「講座がうまくいったから認められる」

「申込みがあったから価値がある」

という形です。

それでは、

できなかった日は、自分を認められなくなります。

だから、

できた自分も認める。

できなかった自分も、

「今日はできなかったんだな」

と受け止める。

調子のいい自分だけではなく、

調子の悪い自分も、自分の一部として見ていきます。

それが、条件つきではなく自分と付き合っていくということです。

自分で整理できるとき

すべてのことを誰かに相談する必要はありません。

自分で少し時間を取ることで整理できることもあります。

たとえば、

  • 何にモヤモヤしているか言葉にできる
  • 事実と自分の解釈を分けて考えられる
  • 少し休むと気持ちを整理できる
  • 次に何をすればよいか、自分なりに見えている
  • 書き出すことで気持ちが落ち着く

というときは、

無理に誰かの答えを求めなくてもよいでしょう。

自分で考え、

自分で選ぶ経験も大切です。

講師として活動していると、

つい「正しい答え」を探したくなることがあります。

でも、すべてのことに一つの正解があるとは限りません。

自分で考えられることは、自分で考えてみる。

それも、自分を信頼していく一つの形です。

誰かに相談したほうが整理しやすいとき

一方で、一人で考えていると同じところを何度も回ってしまうこともあります。

たとえば、

  • 何を考えても最後は「私がダメだから」に戻る
  • 頭では分かっているのに、気持ちが整理できない
  • 自分が本当はどうしたいのか分からなくなっている
  • 誰かの意見に引っ張られて、自分の考えが見えない
  • 講師としての役割と、本当の気持ちの間で迷っている

というときです。

そんなときは、

誰かに正解を決めてもらうのではなく、

自分の中にあるものを整理するために相談する

という使い方があります。

話しているうちに、

「私は本当はこれが嫌だったんだ」

「私はこうしたかったんだ」

と、自分でも気づいていなかったことが言葉になる場合があります。

相談することは、

自分で考えることをやめることではありません。

自分で考えるための材料を整理する方法の一つです。

講師として「認める」を伝える前に

もしあなたが受講生や相談者に、

「自分を認めてください」

「自分を受け入れてください」

と伝えているなら、

ときどき自分にも同じ問いを向けてみてください。

私は今、

どんな自分なら認められると思っているだろう。

結果を出した自分だけだろうか。

自信がある自分だけだろうか。

いつも穏やかな自分だけだろうか。

人に好かれている自分だけだろうか。

もし条件がついていることに気づいたら、

すぐにその条件をなくそうとしなくて構いません。

まず、

「私は、こういう自分なら認められると思っていたんだな」

と受け止めます。

自分にしていることは、

知らないうちに、人への関わり方にも表れることがあります。

だからこそ、

人に「自分を認めて」と伝える講師ほど、

自分自身への関わり方を見直す時間には意味があります。

これからも持っておきたい3つの問い

このシリーズで紹介してきたことを、すべて覚えておく必要はありません。

迷ったときは、次の3つだけ思い出してみてください。

  1. 今、私は何を感じている?
  2. その自分を、私はどう扱っている?
  3. ここから私は、どうしたい?

一つ目は、

自分の現在地を知るための問いです。

二つ目は、

自分を責めていないか、否定していないかを見るための問いです。

三つ目は、

自分で次を選ぶための問いです。

この3つを繰り返すだけでも、

自分との関係を見直すきっかけになります。

今日持ち帰ってほしいこと

自分を認めることは、

「いつでも自分を好きになること」

ではありません。

「どんな自分でも素晴らしいと思い込むこと」

でもありません。

今、自分の中に何があるのかを見て、

「今はこうなんだ」

と受け止めること。

そして、

必要なら、

「では次にどうしたい?」

と自分に聞くことです。

認められた日も、

認められなかった日も、

また自分に戻ってくる。

それを続けることが、

講師としても、一人の人としても、自分を置き去りにしないための一つの方法です。

まとめ

  • 「自分を認められなければ」を新しい義務にしない
  • 自分を認めるとは、何度でも自分の状態へ戻ること
  • できた自分だけではなく、できなかった自分も受け止める
  • 受け入れることと、成長や改善をあきらめることは違う
  • 講師として人を支えるほど、自分自身を置き去りにしていないか確認する
  • 自分で整理できることは自分で進め、一人で同じ考えを繰り返すときは相談を利用する方法もある
  • 「今何を感じている?」「自分をどう扱っている?」「ここからどうしたい?」の3つを持っておく

よくある質問

自分を認められない日があっても大丈夫ですか?

あります。自分を認めることを完璧に続ける必要はありません。「今日は自分を責めているな」と気づくこと自体が、自分に戻るきっかけになります。

自分を認めると、向上心がなくなりませんか?

自分を認めることと、成長をやめることは別です。今の状態を確認したうえで、学ぶ、改善する、挑戦するという選択もできます。自分を否定しなくても成長を目指すことはできます。

自分を受け入れられない部分は、無理に受け入れなくてもいいですか?

無理に好きになったり肯定したりする必要はありません。「私は今、この部分を受け入れにくいと感じている」と受け止めるところから始めても構いません。

人に相談すると、自分で考えられなくなりませんか?

相談の使い方によります。誰かに答えを決めてもらうのではなく、自分の考えや気持ちを整理するために利用すれば、自分で選ぶための助けにすることができます。

講師自身が自分を認められていないと、人に教えてはいけませんか?

そのように一律に考える必要はありません。講師も迷いや課題を持つ一人の人です。大切なのは、自分がすべてできているように見せることではなく、自分の状態や限界を理解し、できることとできないことを誠実に扱うことです。

講師として頑張る前に、一度「自分自身」を整理したい方へ

人の相談には乗れる。

人には優しい言葉をかけられる。

でも、自分のことになると、

「もっと頑張らなければ」

「まだ足りない」

と考えてしまう。

もしそんな状態が続いているなら、

さらに頑張る方法を探す前に、

「私は今、何を感じているのか」

「私は自分に何を求めているのか」

を一度整理してみてもよいかもしれません。

相談では、こちらがあなたの答えを決めるのではなく、自分自身の気持ちや考えを言葉にしながら、今の自分に合う次の一歩を整理していくことができます。

「相談するほどなのか分からない」という段階でも、自分の中にあるものを整理したいと思ったときに利用してください。

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※このシリーズで扱った「自分を認める」「受け入れる」「受け止める」という考え方は、日常的な自己理解を助けるためのものです。スピリチュアルな考え方や個人セッションは、医療や心理療法の代わりになるものではありません。強い不安、つらさ、心身の不調が続いている場合は、必要に応じて医療機関や心理職など適切な専門家へご相談ください。

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