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自分を認めると、講師として何が変わるのか?

自分を認めると、講師として何が変わるのか?|30代からのスピ系女性講師へ

自分を認めると、講師として何が変わるのか?

ここまで、講師自身が自分を認めているかどうか、そして、なぜ講師ほど自分に厳しくなりやすいのかを見てきました。

では、自分を認めることが少しずつできるようになると、実際には何が変わるのでしょうか。

急に自信満々になるわけではありません。

迷いが全部なくなるわけでもありません。

それでも、自分への接し方が変わることで、判断の仕方や人との関わり方が少しずつ変わることがあります。

今回は、その変化を具体的な場面で見ていきます。

この記事の要約

自分を認められるようになると、「もっとできなければ」と自分を急かすよりも、今の状態を見たうえで次の行動を選びやすくなります。人と比べて落ち込んだときも、自分の価値まで否定しにくくなります。また、受講生に対しても、正しい答えを急いで渡すのではなく、その人の今を受け止めながら関わりやすくなります。自分を認めることは、完璧になることではなく、自分にも相手にも余白を持てるようになることです。

自分を認めると「反応の仕方」が変わる

自分を認めることの変化は、派手ではありません。

一番分かりやすいのは、何かが起きたときの「反応の仕方」です。

たとえば、講座の募集を出したのに、思ったほど反応がなかったとします。

自分を認めにくいときは、

「やっぱり私には価値がない」

「もっと実績がないとダメなんだ」

「他の人みたいにできない私は向いていない」

と、一つの出来事から自分全体を否定しやすくなります。

一方で、自分を認める感覚が少しあると、

「今回は思ったほど反応がなかった」

「私は少し落ち込んでいる」

「でも、それと私の価値は別のこと」

と分けて考えやすくなります。

出来事は出来事。

感情は感情。

自分自身の価値はまた別。

このように分けて見られるようになると、必要以上に自分を責めずに、次の改善点を考えやすくなります。

人と比べても、自分全体を否定しにくくなる

人と比べること自体を、完全になくすのは簡単ではありません。

同じ分野の講師を見て、

「この人はすごいな」

「私はまだまだだな」

と思うこともあるでしょう。

大切なのは、比較したあとです。

自分を認めにくいと、

「あの人よりできていない」

という一部分が、

「私はダメ」

に変わりやすくなります。

しかし、自分を受け止めることができると、

「あの人は発信が上手」

「私はそこに苦手意識がある」

「でも、私は人の話を丁寧に聞くことはできている」

というように、全体を見ることができます。

自分の苦手なところだけで、自分全体を決めなくなる。

これは、講師として長く活動していくうえでも大切な感覚です。

発信で無理に大きく見せなくてもよくなる

自分を認めにくいときは、発信でも「立派に見せなければ」という気持ちが強くなることがあります。

たとえば、

  • いつも答えを持っているように見せる
  • 迷わない人のように見せる
  • 必要以上に強い言葉を使う
  • 自分の考えを断定的に言う
  • 本当は不安でも、自信があるように見せる

こうした発信を続けると、本人が疲れることがあります。

また、読者との距離も広がることがあります。

自分を認められるようになると、

「分からないことは分からない」

「私はこう考えている」

「すべての人に当てはまるわけではない」

と、無理のない言葉を選びやすくなります。

スピリチュアルな分野では特に、個人の体験や考え方と、確認できる事実を分けて伝えることが大切です。

自分を大きく見せなくてもいいと思えるほど、むしろ誠実な発信がしやすくなります。

受講生を急いで変えようとしなくなる

自分を認めることは、受講生との関わりにも影響することがあります。

自分自身に、

「早く変わらなければ」

「もっと成長しなければ」

と強く求めていると、その感覚を相手にも向けやすくなることがあります。

たとえば、受講生が迷っているときに、

「早く気づいてほしい」

「もっと前向きになってほしい」

「せっかく学んでいるのだから変わってほしい」

と思うことがあります。

もちろん、相手の変化を願う気持ちは自然です。

ただ、その気持ちが強くなりすぎると、

相手が今感じていることよりも、

「こうなってほしい」

という講師側の期待が大きくなることがあります。

自分自身を受け止める経験が増えると、

相手に対しても、

「今はここなんだな」

「まだ答えが出ていないんだな」

と、その人の現在地を見やすくなります。

変化を急がせるのではなく、必要な問いを一緒に考える。

この姿勢は、相談や講座の場で安心感につながります。

判断の基準が少しずつ自分に戻ってくる

自分を認めにくいと、判断を外側に求めやすくなることがあります。

「この人がこう言っているから」

「今はこれが流行っているから」

「他の講師がやっているから」

「これをしないと遅れる気がするから」

といった理由で、次の行動を決めることがあります。

もちろん、人の意見や情報を参考にすることは必要です。

ただ、自分の感覚をまったく確認せずに動き続けると、

「本当は何をしたかったのか」

が分からなくなることがあります。

自分を認めることができるようになると、

「私は今、焦っている」

「本当は、このやり方には違和感がある」

「でも、この部分はやってみたい」

と、自分の状態を判断材料に加えられるようになります。

外の情報を無視するのではなく、

外の情報と、自分の感覚の両方を見る。

そのうえで選ぶ。

これが、少しずつ自分に判断の軸を戻していくということです。

具体的な仮想ケースで見る違い

仮想ケース1:SNSの反応が少なかったとき

説明用の例です。

ある講師が、自分なりに丁寧に書いた投稿を公開しました。

しかし、思ったほど反応がありませんでした。

以前なら、

「やっぱり私の発信には価値がない」

と思い、投稿そのものをやめたくなっていました。

自分を受け止めることを意識するようになってからは、

「反応が少なくて、私はがっかりしている」

と、まず気持ちを確認します。

そのうえで、

「内容が悪かったのか」

「タイトルが分かりにくかったのか」

「そもそも必要な人に届いていないのか」

と、改善点を分けて考えるようになりました。

自分を責めることと、改善することを分けられるようになった例です。

仮想ケース2:受講生がなかなか行動しないとき

説明用の例です。

受講生が、何度話してもなかなか行動に移せません。

講師は、

「せっかく伝えているのに」

と焦りを感じます。

以前なら、

「もっと強く言わなければ」

と考えていました。

しかし、自分の焦りをまず受け止めてみると、

「私は、この人に変わってほしい気持ちが強くなっている」

と気づきました。

そこで、

「本人は今、何を不安に思っているのだろう」

と見方を変えます。

相手を変えることよりも、相手が今どこで止まっているのかを理解することへ意識を戻した例です。

仮想ケース3:他の講師がうまくいっているように見えたとき

説明用の例です。

同じ分野の講師が、大きな講座を開催しているのを見ました。

自分はそこまでできていません。

そこで、

「私は全然ダメ」

と思う代わりに、

「私は今、うらやましいと思っている」

「私も、もっと多くの人に届けたいのかもしれない」

と見ていきます。

すると、嫉妬や比較の中に、

「自分が本当はどうしたいのか」

というヒントが隠れていることもあります。

感情を否定するのではなく、そこから自分の望みを見つける例です。

自分を認めると、すべてが楽になるわけではない

ここで一つ大切なのは、

自分を認めるようになれば、すべての悩みがなくなるわけではないということです。

不安になることもあります。

人と比べることもあります。

落ち込むこともあります。

迷うこともあります。

ただ、そのたびに、

「こんな自分ではダメ」

と自分まで否定するのではなく、

「今、私はこう感じている」

と一度受け止められるようになる。

その違いは小さく見えて、実際の行動には大きく影響します。

自分を責めることに使っていた力を、

考えること、

休むこと、

改善すること、

人と話すことに使えるようになるからです。

今日持ち帰ってほしいこと

自分を認めることで起こる変化は、

「いつも前向きになる」

ことではありません。

何かが起きたときに、

自分をすぐ否定するのではなく、

「私は今、こう感じている」

と受け止め、そのあとで次の行動を選べるようになることです。

その積み重ねによって、

発信でも、

人間関係でも、

講座や相談の場でも、

少しずつ無理のない関わり方ができるようになります。

まとめ

  • 自分を認めると、出来事と自分自身の価値を分けて考えやすくなる
  • 人と比べても、自分全体を否定しにくくなる
  • 発信で無理に大きく見せず、誠実な言葉を選びやすくなる
  • 受講生を急いで変えようとせず、現在地を見やすくなる
  • 外側の基準だけではなく、自分の感覚も含めて判断しやすくなる
  • 自分を認めることは、悩みをなくすことではなく、悩んだときの自分への接し方を変えること

よくある質問

自分を認めると、自信がつきますか?

必ず自信がつくとは限りません。ただ、自信がない自分まで否定しなくなることで、必要以上に動けなくなる状態は減ることがあります。

自分を認めると、売上や集客も変わりますか?

自分を認めることだけで売上や集客が変わると断定することはできません。ただ、発信や判断の仕方が変わることで、伝え方や行動の選び方を見直しやすくなることはあります。

ネガティブな感情も認めたほうがいいですか?

無理に肯定する必要はありません。「今、私はこう感じている」と存在を確認することから始めれば十分です。

受講生を受け止めることと、何でも許すことは同じですか?

同じではありません。相手の状態を受け止めることと、必要なルールや境界を設けることは両立できます。講師として伝えるべきことや、できること・できないことを明確にすることも大切です。

自分を認められているかどうかは、どう判断すればいいですか?

完璧に判断する必要はありません。失敗したとき、比較したとき、反応がなかったときに、自分全体まで否定していないかを見ると一つの目安になります。

自分を責める前に、いま何が起きているのか整理したい方へ

「分かっているのに、自分には厳しくしてしまう」

「他の人には言えることが、自分にはできない」

そんなときは、答えを急ぐよりも、今どんな気持ちや思い込みがあるのかを整理することが役立つ場合があります。

一人では見えにくい考えを言葉にしながら、自分に合った次の一歩を考えるために相談を利用することもできます。

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※この記事で扱う「自分を認める」「受け止める」といった表現は、自己理解のための考え方として紹介しています。スピリチュアルな考え方は、医療や心理支援の代わりになるものではありません。強い不安や心身の不調が続く場合は、必要に応じて医療機関や心理職など適切な専門家へご相談ください。

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